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Traffic / Last Exit
(1969) トラフィックの3rdアルバムは、ジミー・ミラーのプロデュース。 と、言ってもこのアルバムは、デイヴ・メイソンの脱退騒動から発生した問題に慌てたアイランド・レコードが主導権を握って発売したアルバム。メイソンが脱退し、ウィンウッドはエリック・クラプトンのブラインド・フェイスに参加し、トラフィックの活動は休止状態になった。 そのため未発表のテイクを仕上げて、片面はフィルモア・ウェストでのライヴを収録するという変則的な内容となっている。しかし、何気にスタジオ録音の曲のクオリティーが高いのがいい。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Just for You 02. Shanghai Noodle Factory 03. Something's Got a Hold of My Toe 04. Withering Tree 05. Medicated Goo 06. Feelin' Good 07. Blind Man
Traffic John Barleycorn Must Diek-69
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Traffic / Mr. Fantasy
(1967) スティーヴ・ウィンウッド、デイヴ・メイスン、クリス・ウッド、ジム・キャパルディ4人で結成されたバンドのデビュー・アルバム。ジミー・ミラーによるプロデュース。 トラフィックのデビュー・アルバムはイギリス盤とアメリカ盤で、タイトルも収録曲の違うアルバムが出ている。セカンド・プレス以降は、イギリス盤の内容に統一されている。 サイケデリック色にまとめられたこのアルバムの中では“Dear Mr. Fantasy”が群を抜いて良い出来だ。トラフィックの代表曲でもあるが、時代を代表する曲のひとつでもある。ウィンウッドの黒いヴォーカルとオルガン、メイスンのギターとハーモニカが見事に調和して、良いグルーヴ感を出している。 デビュー・アルバムにして全英8位を記録した。時代を代表するアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Heaven Is in Your Mind 02. Berkshire Poppies 03. House for Everyone 04. No Face, No Name, No Number 05. Dear Mr. Fantasy 06. Dealer 07. Utterly Simple 08. Coloured Rain 09. Hope I Never Find Me There 10. Giving to You
Traffick-69