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Sugar Babe / Songs
(1975. 04. 25) 大瀧詠一が設立した“ザ・ナイアガラ・エンタープライズ”の初めてのアルバムとなる、シュガー・ベイブのデビュー・アルバム。 山下達郎、大貫妙子、村松邦男、鰐川己久男、野口明彦からなるシュガー・ベイブの唯一のアルバムだが、この1枚が日本の音楽シーンに与えた影響はかなり大きいと思える。 単に洋楽をカヴァーするのでは無く、洋楽のエッセンスを取り入れて、自分たちの音楽として発表することが重要だった気がする。 プロデューサーの大瀧詠一と山下達郎のポップなセンスが、バンドの音に反映されたアルバムだと思える。 1994年に初CD化され、2005年には30周年盤がリリースされている。 ちなみに、このアルバムのジャケを1m×1mに伸ばしたパネルを部屋に飾ってあります。 《収録曲》 01. SHOW 02. DOWN TOWN 03. 蜃気楼の街 04. 風の世界 05. ためいきばかり 06. いつも通り 07. すてきなメロディー 08. 今日はなんだか 09. 雨は手のひらにいっぱい 10. 過ぎ去りし日々 “60's Dream” 11. SUGAR
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Niagara Triangle Vol.1 / Niagara Triangle Vol.1
(1976.03.25) 大瀧詠一、山下達郎、伊藤銀次の3人からなる“ナイアガラ・トライアングル”のアルバム。 大瀧詠一のラジオ番組“ゴー・ゴー・ナイアガラ”のゲストに、山下達郎と伊藤銀次が呼ばれたことがきっかけとなった。 3人のソングライターが曲を持ち寄って、アルバムを作るという斬新な企画が大瀧詠一のスゴいところだ。それに応えられる山下達郎と伊藤銀次もスゴい。 ここでの“幸せにさよなら”は伊藤銀次から始まるヴォーカルだが、“Best Always”では大瀧詠一から始まるヴァージョンが収録されている。 《収録曲》 01. ドリーミング・デイ 02. パレード 03. 遅すぎた別れ 04. 日射病 05. ココナツ・ホリデイ'76 06. 幸せにさよなら 07. 新無頼横町 08. フライング・キッド 09. FUSSA STRUT Part-1 10. 夜明け前の浜辺 11. ナイアガラ音頭
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Niagara Triangle Vol.2 / Niagara Triangle Vol.2
(1982.03.21) 約6年ぶりとなる“ナイアガラ・トライアングル”の2枚目となるアルバム。 今回は大瀧詠一、佐野元春、杉真理によるトライアングルとなった。 1981年10月21日にシングル“A面で恋をして”がリリースされた。この曲は資生堂のコマーシャルのために作られた曲。シングルがチャートの14位とヒットしたため、アルバムが制作されることになった。 他に、大瀧詠一が4曲、佐野元春と杉真理が3曲づつ提供してアルバムとなった。 何度か再発が行われ、20周年、30周年の記念盤がリリースされている。 《収録曲》 01. A面で恋をして 02. 彼女はデリケート 03. Bye Bye C-Boy 04. マンハッタンブリッヂにたたずんで 05. Nobody 06. ガールフレンド 07. 夢みる渚 08. Love Her 09. 週末の恋人たち 10. オリーブの午后 11. 白い港 12. Water Color 13. ♥じかけのオレンジ
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Eiichi Ohtaki / A Long Vacation
(1981.03.21) 大瀧詠一がCBSソニー・レコードに移籍して、松本隆と再び組んでリリースされたアルバム。 アルバムリリース後にCDという新たなパッケージが出てきて、国内盤アーティストの1枚目となった。当時はCD1枚が3,500円だった。CDになって音質の悪さを感じ、再発ごとにリマスターを何度も行っていた事実がある。 個人的な感想だが、大瀧詠一の歌はそんなに上手くは無いがきちんと“文章”として“言葉”が伝わってくるのがいい。松本隆を起用して、歌詞に重きを置いていることが重要だった気がする。大瀧詠一は、メロディー・メーカーとして世間に認知されているが、“言葉を伝える”歌手としても再評価をして欲しいと思う。 《収録曲》 01. 君は天然色 02. Velvet Motel 03. カナリア諸島にて 04. Pap-Pi-Doo-Bi-Doo-Ba物語(ストーリー) 05. 我が心のピンボール 06. 雨のウェンズデイ 07. スピーチ・バルーン 08. 恋するカレン 09. FUN×4 10. さらばシベリア鉄道
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Eiichi Ohtaki / Each Time
(1984.03.21) 大瀧詠一が初めてオリコン・チャートで1位となったアルバム。 レコードで発売された当初は収録曲が9曲だったが、再発時に曲順が何度か変更された。現在発売されている“30周年盤”は、大瀧詠一による2013年のリマスター音源で曲数は11曲となっている。 《初回盤“Each Time”収録曲》 01. 魔法の瞳 02. 夏のペーパーバック 03. 木の葉のスケッチ 04. 恋のナックルボール 05. 銀色のジェット 06. 1969年のドラッグレース 07. ガラス壜の中の船 08. ペパーミント・ブルー 09. レイクサイド ストーリー
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Eiichi Ohtaki / Best Always
(2014.12.03) 大瀧詠一の死後にリリースされた、初のベスト・アルバム。時系列に並べられていて、初めて世に出る音源や、初めてアルバムに収録された曲がある。しかし生前は頑なに断っていた、ベスト・アルバムが世に出るという現実が悲しい。 《収録曲》 Disc: 1 01. ナイアガラ・ムーン 02. 12月の雨の日 03. 恋の汽車ポッポ 04. 空飛ぶくじら 05. 指切り 06. CIDER '73 '74 '75 07. 楽しい夜更し 08. 夜明け前の浜辺 09. 幸せにさよなら 10. ニコニコ笑って 11. Cider '77 12. The Very Thought Of You 13. 青空のように 14. 真夏の昼の夢 15. ブルー・ヴァレンタイン・デイ 16. 外はいい天気だよ '78 17. 烏賊酢是!此乃鯉 18. 夢で逢えたら Disc: 2 01. 君は天然色 02. 恋するカレン 03. A 面で恋をして 04. さらばシベリア鉄道 05. オリーブの午后 06. ♡じかけのオレンジ 07. ROCK'N' ROLL 退屈男 08. CM Special Vol. 2 09. CIDER '83 10. ペパーミント・ブルー 11. バチェラー・ガール 12. フィヨルドの少女 13. 夏のリビエラ 14. 幸せな結末 15. Happy End で始めよう 16. 恋するふたり 17. 恋のひとこと ~Something Stupid~
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Eiichi Ohtaki / Debut Again
(2016.03.21) 大瀧詠一の死後にリリースされた、32年ぶりのアルバム。 自身が作曲した曲のセルフ・カヴァーとなっていて、死後に見つかったマスター・テープを元にしている。 こうして、大瀧詠一の死後に未発表のアルバムが出るのは嬉しいことだが、オリジナル・アルバムを聴きたかった…。 《収録曲》 01. 熱き心に 02. うれしい予感 03. 快盗ルビイ 04. 星空のサーカス 05. Tシャツに口紅 06. 探偵物語 07. すこしだけ やさしく 08. 夏のリビエラ -Summer Night in Riviera- 09. 風立ちぬ 10. 夢で逢えたら(ストリングス・ミックス)
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