The Byrds / Byrds

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(1973)
1971年に一旦幕を閉じたザ・バーズの歴史だが、オリジナル・メンバーで録音されたアルバム。ジャケの上に並べられた名前が嬉しくもある。バンドを離れてから一番有名になった、デヴィッド・クロスビーがプロデュースを行っている。ジャケも彼が中心となっている。
時は流れても美しいコーラスは健在で、それぞれが持ち寄った曲を演奏している。ジョニ・ミッチェルやニール・ヤングのカヴァーもある。ヤングのカヴァーの“(See the Sky) About to Rain”はコーラスを前面に出していて、ヤングが歌う時の重苦しさは感じない、いいアレンジに仕上がっている。
当時は5人の連名で発売されているので、オリジナル・バーズと呼ばれていたこともある。他にもあったようだが、バファロー・スプリングフィールドのジャケに書いてあった“ファイヴ・バーズ”って呼び方が好きだな。

《songlist》
01. Full Circle
02. Sweet Mary
03. Changing Heart
04. For Free
05. Born to Rock & Roll
06. Things Will Be Better
07. Cowgirl in the Sand
08. Long Live the King
09. Borrowing Time
10. Laughing
11. (See the Sky) About to Rain

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