Bryan Adams / Shine a Light

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(2019)
2015年の“Get Up”以来となる、約4年ぶりのブライアン・アダムスの14枚目のアルバム。ブライアンがプロデュースを行なっていて、曲ごとにヨハン・カールソン、ボブ・ロック、フィル・ソーナリーとタッグを組んでいる。
個人的には、アルバムのサイクルが4年おきっていうのに安心感を覚えている。ツアーに出て、休んで、また新しいアルバムって…のがイチバン良いと勝手に思っているからだ。
そしてこのアルバムではカラフルなブライアンが楽しめる。3人のプロデューサーと作ったサウンドがかなり良い感じで、個人的には微妙だったジェフ・リン的な音作りもあって、改めて前作を聴き返したりもしている。
世間的にはエド・シーランと共作したタイトル曲の“Shine a Light”や、ジェニファー・ロペスが参加した“That's How Strong Our Love Is”が話題となっている。確かに“Shine a Light”はラジオでかなり流れていて、お〜‼︎って感じがした。しかし、そんな話題が無くてもアルバム全体のクオリティーが高いので、リード曲だけを流している風潮にちょっと興ざめしている。昔だったらシングル・カットをして行くことで多くの人にいろんな曲を認知されただろうに、今は本人の意図しない形でアルバムが切り売りされている現状がちょっと悲しい。
肩の力がいい感じに抜けた、ブライアン・アダムスの聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Shine a Light
02. That's How Strong Our Love Is
03. Part Friday Night, Part Saturday Morning
04. Driving Under the Influence of Love
05. All or Nothing
06. No Time for Love
07. I Could Get Used to This
08. Talk to Me
09. I Hear You Knockin'
10. Nobody's Girl
11. Don't Look Back
12. Whiskey in the Jar

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