The Smashing Pumpkins / Shiny and Oh So Bright, Vol. 1: No Past. No Future. No Sun

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(2018)
スマッシング・パンプキンズの約4年ぶりとなる10枚目のアルバム。リック・ルービンのプロデュース。
約18年ぶりにジェームス・イハ(g)が復帰して、2度目の復帰となったジミー・チェンバレン(ds)、2007年から参加しているジミー・シュローダー(g)とビリー・コーガンの4人で2月からレコーディングが始まった。イハ、チェンバレンとオリジナル・メンバーの加入は話題となり、個人的にも期待していた。2017年にリリースされたコーガンのアルバム“Ogilala”にイハが参加していたのは伏線だったのだろうか?
このアルバムには16曲のデモ・テープから選ばれた8曲が収録されているが、その全てを聴きたくなる感じがする。アルバム・タイトルに“Vol. 1”と付けられているから期待できるだろう。
4週間と短い録音期間なので作り込んでいるって感じではなく、ストレートに“スマパン・サウンド”が届いてくるようだ。それがこのアルバムのいちばんの魅力のような気がする。
このアルバムはノスタルジックな再結成ではなく、音楽シーンの最前線に戻ってきたことを感じられる。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Knights of Malta
02. Silvery Sometimes (Ghosts)
03. Travels
04. Solara
05. Alienation
06. Marchin' On
07. With Sympathy
08. Seek and You Shall Destroy

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