Steve Ellis / Boom! Bang! Twang!

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(2018)
海外での発売日が4月27日となっていたアルバムだが、9月になってようやく日本で流通し始めた、スティーヴ・エリスのアルバム。エリスとポール・ウェラー、チャールズ・リーズのプロデュース。
ポール君のプロデュースなのでかなり楽しみにしていたのだが、待ちくたびれた感と新譜のラッシュに巻き込まれている。しかし、アルバムを聴いていろんなことがブッ飛ぶ快心の内容だった。
ポール君もカヴァーしていたティム・ハーディンの“Black Sheep Boy”のしっとりとしたカヴァーで始まり、ジミー・クリフの“Sitting in Limbo”、ウィリアム・ベルの“I Forgot to Be Your Lover”などが並び、ポール君との共作“Lonely No More”がかなり良い出来となっている。もう1曲の共作は“Cry Me A River”で、ディープな感じの仕上がりとなっている。
ヴァラエティーにとんだ内容がたまらなく良く、アルバムの曲順でライヴをやっても楽しめるかもしれない。ポール君との来日なんてのを期待したりする…。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Black Sheep Boy
02. Sitting in Limbo
03. Soul Trek (Holy Blue)
04. Tobacco Ash Sunday
05. Forever
06. I Forgot to Be Your Lover
07. Lonely No More
08. Don't Let the Sun Catch You Crying
09. Cry Me a River
10. Glory Bound
11. Oh Death

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