Ry Cooder / The Prodigal Son

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(2018)
2012年の“Election Special”以来なので、約6年ぶりとなるライ・クーダーの17枚目のアルバム。ライと息子のホワキムのプロデュース。
このアルバムもほとんどの演奏を2人で行なっているのが大きな特徴かもしれない。そして、親子でアルバムを作っている数少ない組み合わせかもしれない。
ライのギターは相変わらずのいい音色だが、ここにきて歌心が増してきている感じがする。歴代のヴォーカリストの系譜に名を連ねるってわけではないが、このアルバムではギターだけではなく歌声にも惹かれてしまう。
古い曲と新曲のバランスも良く、ライの描いた世界観に引き込まれていくようだ。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Straight Street
02. Shrinking Man
03. Gentrification
04. Everybody Ought to Treat a Stranger Right
05. The Prodigal Son
06. Nobody's Fault But Mine
07. You Must Unload
08. I'll Be Rested When the Roll Is Called
09. Harbor of Love
10. Jesus and Woody
11. In His Care

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