Van Dyke Parks / Jump!

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(1984)
約9年ぶりとなるヴァン・ダイク・パークスの3rdアルバム。スティーヴ・ゴールドマンのプロデュース。
パークスのポップ・ワールドが弾けていて、ミュージカル調の聴いていてワクワクする内容となっているが、歌詞はアメリカ南部の民話『ブレア・ラビット/リーマスおじさんの物語』をベースにして描かれている。“ブレア・ラビット”は黒人奴隷について書かれたもので、ポップなメロディーからは感じられない、シリアスな歌詞が印象的である。
このアルバムでは、ジェニファー・ウォーンズのヴォーカルが光っている。多くの曲でメイン・ヴォーカルとして歌っている。
歌詞の内容を深くは理解できないが、避けてはいけない問題を提示出来ることが素晴らしいと思う。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Jump!
02. Opportunity for Two
03. Come Along
04. I Ain't Goin' Home
05. Many a Mile to Go
06. Taps
07. An Invitation to Sin
08. Home
09. After the Ball
10. Look Away
11. Hominy Grove

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