Steely Dan / Gaucho

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(1980)
MCAレコードに移籍して3年ぶりにリリースされた、スティーリー・ダンの8枚目のアルバム。ゲイリー・カッツのプロデュース。
このアルバムを最後にいったん活動を休止するのだが、その背景にはフェイゲンとカッツの完璧主義のプレッシャーにより、ベッカーがドラッグに溺れてしまったのが要因としてある。
このアルバムは、充実したホーン・セクションによって音に厚みが出ているのがいい。トム・スコット、デヴィッド・サンボーン、マイケル・ブレッカーとランディ・ブレッカーなどが吹きまくっている。
前作を超えるヒット・アルバムとはならなかったが、個人的にはこのアルバムは愛聴盤である。フェイゲンのソロに繋がる感じかもしれない。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Babylon Sisters
02. Hey Nineteen
03. Glamour Profession
04. Gaucho
05. Time out of Mind
06. My Rival
07. Third World Man

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