Johnny Winter / Still Alive and Well

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(1973)
ジョニー・ウィンターの5枚目のアルバム。リック・デリンジャーのプロデュース。
このアルバムから、ドラマーがリチャード・ヒューズに変わっていて、生きのよいドラムを叩いている。そのドラムに引っ張られる感じで演奏が進んでいく。
ジャガー=リチャーズのカヴァーが“Silver Train”と“Let It Bleed”の2曲あり、“Silver Train”ではデリンジャーのスライド・ギターが炸裂している。この曲ではマーク・クリングマンの弾けるようなピアノがさらに盛り上げている感じだ。
ユートピア繋がりでは、トッド・ラングレンが“Cheap Tequila”でメロトロンを弾いている。
“Let It Bleed”はオリジナルよりも激しくスピード感の溢れる仕上がりになっている。
ウィンター愛用楽器のギブソン・ファイヤーバードが堪能できるアルバム。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Rock Me Baby
02. Can't You Feel It
03. Cheap Tequila
04. All Tore Down
05. Rock & Roll
06. Silver Train
07. Ain't Nothing to Me
08. Still Alive & Well
09. Too Much Seconal
10. Let It Bleed

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