Leonard Cohen / Dear Heather

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(2004)
レナード・コーエンの11枚目のアルバム。曲ごとにリアン・アンガー、シャロン・ロビンソン、アンジャニ・トーマスの3人の女性プロデューサーを起用している。
3人のプロデューサーを立てているのでバラバラな感じかと思いきや、そのバラバラ感を見事にまとめ上げているのがコーエンの歌声だ。
バイロンの詩にコーエンが曲を付けた“Go No More A-Roving”は、コーエンの魅力の一面を感じさせる曲。
シャロンとアンジャニは演奏やヴォーカルでも参加している。
ヴァラエティ富んだ感じでアルバムは展開されていくアルバムだが、ボーナス・トラックの“Tennessee Waltz”を聴くとなんか安心する感じだ。こういったカヴァーを歌ったアルバムも聴いてみたいものだ。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Go No More A-Roving
02. Because Of
03. The Letters
04. Undertow
05. Morning Glory
06. On That Day
07. Villanelle for Our Time
08. There for You
09. Dear Heather
10. Nightingale
11. To a Teacher
12. The Faith
13. Tennessee Waltz

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