The Carolina Chocolate Drops / Genuine Negro Jig

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(2010)
2005年にリアノン・ギデンズ、ドム・フレモンズ、ジャスティン・ロビンソンで結成されたバンド、キャロライナ・チョコレート・ドロップのノンサッチ・レコード移籍第一弾。ジョー・ヘンリーのプロデュース。
このアルバムは第53回グラミー賞の“ベスト・トラディショナル・フォーク・アルバム賞”を受賞した。
男女のヴォーカルを曲によって使い分けているスタイルは、60年代のジャグ・バンドの要素を感じてしまう。しかし、そこに新しい世代の感覚が加味されているようだ。
トム・ウェイツのカヴァー“Trampled Rose”はいい仕上がりとなっている。トム君の曲は、誰がカヴァーしてもトム君の色が残っている気がする。2007年にプラント=クラウスもカヴァーしているのでそちらもどうぞ。
新世代を楽しめる、聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Peace Behind the Bridge
02. Trouble in Your Mind
03. Your Baby Ain't Sweet Like Mine
04. Hit 'Em Up Style
05. Cornbread and Butterbeans
06. Snowden's Jig (Genuine Negro Jig)
07. Why Don't You Do Right?
08. Cindy Gal
09. Kissin' and Cussin'
10. Sandy Boys
11. Reynadine
12. Trampled Rose

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