Cassandra Wilson / Thunderbird

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(2006)
カサンドラ・ウィルソンの17枚目のアルバム。T-ボーン・バーネットとキース・シアンシアのプロデュース。
このアルバムは、打ち込みを多用した内容で賛否両論を巻き起こしたものとなった。今までのようにナチュラルな演奏の魅力もいいが、このアルバムを聴くとカサンドラのステージがまたひとつ上がった印象を受ける。
バーネット人脈のミュージシャンが多く参加しているが、中でもマーク・リボーのギターはホントに良い。“Lost”ではリボーのギターだけの伴奏でカサンドラが切なく歌っている。
多分、ジャズという括りだと評価は下がる内容かもしれない。しかし、ポピュラー・ミュージックと言う大きな括りだったら、かなり良い出来のアルバムでは無いかと思う。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Go to Mexico
02. Closer to You
03. Easy Rider
04. It Would Be So Easy
05. Red River Valley
06. Poet
07. I Want to Be Loved
08. Lost
09. Strike a Match
10. Tarot

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