Beck, Bogert & Appice / Beck, Bogert & Appice

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(1973)
ベック・ボガード・アピスのデビュー・アルバム。プロデュースは3人とドン・ニックス(T-1,6,9)が行った。
ジェフ・ベック念願のティム・ボガードとカーマイン・アピスとのバンドとなったが、ヴォーカリストが不在で3人で歌っている。
ハード・ロックの名盤的な扱いをされているが、このアルバムでも南部やソウルの香りがプンプンする。ドン・ニックスが3曲プロデュースしているし、スティーヴィー・ワンダーの“Superstition”やジ・インプレッションズの“I'm So Proud”を取り上げている。
演奏はかなりキレキレのものとなっているので、楽しめる内容となっている。全米で12位、全英で28位となって次のアルバムが期待されたが、翌年にベックとボガードの対立により次が無くなった。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Black Cat Moan
02. Lady
03. Oh to Love You
04. Superstition
05. Sweet Sweet Surrender
06. Why Should I Care
07. Lose Myself with You
08. Livin' Alone
09. I'm So Proud

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