Chick Corea / Return to Forever

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(1972)
哀悼…2021年2月9日チック・コリアが、がんのため亡くなった。79歳。

マイルスのバンドでの活動と並行して録音したチック・コリアのアルバム。ECMレコードの創始者、マンフレート・アイヒャーのプロデュース。
バンドのメンバーはジョー・ファレル(ssax,fl)、スタンリー・クラーク(b)、アイアート・モレイラ(ds)、フローラ・プリム(vo,per)の4人。
“What Game Shall We Play Today”では、コリアのエレクトリック・ピアノが美しい旋律を描いて、ファレルのフルートがそのメロディをトレースし、プリムの優しい歌声が色をつけていく感じだ。
クラークはアナログのA面の3曲ではダブル・ベース、B面ではエレクトリック・ベースを弾いている。
モレイラはブラジル出身なので、南米のノリめも感じられる。ちなみにプリムは彼の奥方である。
ジャズの世界に爽やかな風を送り込んだ、時代を代表する名盤のひとつ。

《songlist》
01. Return to Forever
02. Crystal Silence
03. What Game Shall We Play Today?
04. Sometime Ago / La Fiesta

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