山陽電鉄 700系

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■実車について
 終戦後、車両の多くが戦災によって失われたことから、緊急処置として国鉄63系電車を分配してもらう鉄道会社が多くあった。山陽電鉄もその一つであり、モハ63-800~819までの20両を導入した。山陽電鉄での形式は、モハ63の後ろの800番台に倣って800系とされた。後に、サービス向上のため、車体内外に亘って改良を加え形式も新たになたのが700系である。その後、新造車体に電装品を載せ替えた2700系になった更新車両となり、さらに2700系を新性能化した2300系へと変化した編成も生まれた。さらに、3000系との編成を組む3560形への改造車に派生した。700系として残った車両は1977年までに、2700系は全車廃車された。2700系は1986年までに姿を消した。そして2300系は3000系の3560形に改造の後2004年に全車廃車となった。

■模型について
 TOMYTEC製 鉄道コレクション第9弾として2008年12月に発売された。

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