近鉄 2250系 2251~2253F

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■登場の経緯
 戦後復興が進む中、近鉄では1947年に名阪特急が復活した。これには、大阪線では2200系、名古屋線では6301形等を整備して充当させたが、1953年伊勢神宮の式年遷宮に照準を合わせて、大阪線用の特急専用電車として設計製造されたのが2250系です。
 車体は、2200系の流れを継承した2ドアクロスシート車としている。塗装は下半分は紺色、上部はクリームとなりひと目で特急電車とわかる。Mc車 モ2250とT車 サ3020とが製造された。
 2250系登場以降、近鉄では特急車両が驚異のペースで開発製造されたことにより、1960年には特急から離脱する編成が出て、以後すべての車両が一般車に格下げされ、鮮魚列車や牽引列車になった編成もある。1998年最後に残った牽引列車のモワ11・12が廃車され、2250系として製造された車両は生涯を全うした。

■模型
 TOMYTECの鉄道コレクションとして製造され、近鉄からMc・Tcの2両セットとして発売されました。
 写真は、このセットを3セット分については、ジオマトリックス・デザイナーズ・インク製のインレタを購入し、車番とEXPマーク転写し6連化しました。

■編成
 Mc+ T + T +Mc+ T +Mc
 2251+3021+3022+2251+3023+2253

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