「ロード・オブ・ザ・リング」三部作《DVD》

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「ロード・オブ・ザ・リング」三部作《DVD》コレクターズ・エディション
2001年から2003年にかけて公開された、J・R・R・トールキンの『指輪物語』を原作とする、大作ファンタジー映画のDVD版です。
映画については、多くの館長殿が既に語られているので、ここでは原作『指輪物語』の影響について、語らせて頂きます。
①ファンタジー世界の基本設定:欧州中世のような自然風土豊かな王政国家の町や村に、科学技術よりも魔法が一般的な社会、人間・エルフ・獣人・オーク・ゴブリンなど雑多な種族に超自然存在。戦士や魔法使い、司祭、商人、鍛冶屋等。創作物語や映画、コンピュータRPGさまざまなメディアにまたがる基本的な異世界ファンタジー世界は、この『指輪物語』が作り上げて、共通概念として広まったと思います。『アーサー王伝説』などの影響もありそうですが。
②キーアイテムの設定:多くのファンタジー物語では、中心となるキーアイテムを軸に展開されることが多いです。戦乱の収束などの解決策には、キーアイテムが関わる場合が定番です。
③主役となる種族:『指輪物語』における“ホビット族”のように、ファンタジー物語の主役となる種族は必ずしも武勇に優れ頑健とは限らず、絶対的に強大な悪に弱者ながらもなんとかして立ち向かっていく展開が描かれます。フロド君にはありませんでしたが、恋愛や親愛感情を動機づけとする物語も多い気がします。
④主役をサポートする人々:『指輪物語』のガンダルフのように、主人公たちを援助する様々な協力者が設定されますが、一長一短ですべて万能という人物は設定されません。

#ロード・オブ・ザ・リング #指輪物語 #The_Lord_Of_The_Ring
https://youtu.be/cnf4h5HT4dc

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