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『快男児 押川春浪 / 横田順彌・會津信吾』《徳間文庫》
徳間文庫より1991年に発行された『快男児 押川春浪(おしかわしゅんろう)』です。横田順彌・會津信吾/共著、文庫版モノクロ408頁、ISBN4-19-579321-1、定価580円。
明治物に定評があるSF作家・古書研究者横田順彌氏(1945-2019)と會津信吾氏による明治の伝記・評伝ノンフィクションです。武侠小説として知られる「海底軍艦」シリーズの著者、押川春浪。雑誌「武侠世界」「冒険世界」「武侠少年」の主催者、冒険小説家、スポーツ社交団体「天狗倶楽部」の主催、野球普及に情熱を傾け、新渡戸稲造博士の「野球害悪論」と対決した論説家等々、短い38年の激動の生涯で様々な活動を手掛けた一代の情熱家・押川春浪を、横田順彌・會津信吾氏が活写する一冊です。
もし春浪が、脳膜炎とされる病に短い生涯を終えることが無かったら、文豪・菊池寛の講談社のように、日本の出版業界にその後も存在感を示し続けて、日本の文壇も違ったものになっていたように思われます。
#ノンフィクション #明治時代 #横田順彌 #押川春浪 #筑摩書房
リリアソー
2022/11/12 - 編集済み才子短命とは正にこのこと😵
今のとはちょっと違う日本の文壇…🗾
もしかしたらありえたかもしれない可能性ですね🌍️✨
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Jason1208
2022/11/12 - 編集済みコメント有難うございます。
春浪先生は、「スポーツで身体を動かすことで、青少年を健全育成できる」という考えで、新渡戸稲造先生と当時の朝日新聞の「野球害悪論」と対立されました。
現代の夏の甲子園大会を主催してる朝日新聞社とは、隔世の感がありますね。
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CRASH AND BURN 場外劇場
2023/06/22 - 編集済み海底軍艦の「大佐来たる、大佐来たる、桜木大佐の電光艇来たる」は
子供の頃読んでて興奮したセリフでした。
あんなに冒険小説してるとは思わなかったのでびっくり。
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Jason1208
2023/06/22コメント有難うございます。
自分はポプラ社だったと思うけど、「海底軍艦」シリーズ合本で読みましたが、かなり前なので、ほとんど内容の記憶が薄れていますね。
また、読み返してみようと思います。
なお荒巻義雄氏の「紺碧の艦隊」では、中盤(10巻くらい)に印度洋基地の朝日島や基地司令の桜木大佐が登場します。
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CRASH AND BURN 場外劇場
2023/06/23知らなかった、それは小粋なお遊びですね。
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