マッド・サイエンティスト《雑誌記事》

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マッド・サイエンティスト、大伴昌司氏の手による「少年マガジン」《大図解》記事のひとつ。
1970年7月19日第30号掲載。
SFアートコレクターの野田昌宏コレクション(1933-2008、野田宏一郎は本名)より、大伴昌司氏がストーリーを企画構成脚色して贈るSFアート特集。
扉絵では「気ちがい科学者」となっておりますが、響きが気に入らないのでソフトにしております。
#野田昌宏SFアートコレクション #少年マガジン #SF #怪奇 #ホラー #大伴昌司
https://muuseo.com/jason1208/items/735
https://muuseo.com/jason1208/items/748

『雑誌スターログ日本版 No.61』《ツルモトルーム》
ツルモトルーム社より、1983年11月に発行された雑誌『スターログ日本版 第61号』です。定価680円。月刊化して、多少割高な印象を持ったものです。A4版カラー/モノクロ94頁。 月刊化して、洋画SFの記事だけではなく、広くSFに関する記事を掲載するようになった日本版スターログは、この号では「野田昌宏のSF世界大解剖」「日本特撮秘史 巨大スケール感を生む『海底軍艦』の円谷特撮研究」「シド・ミードの国際スポーツフェアポスター」が目を引きます。 テレビ演出者・制作会社幹部・作家・翻訳者・SFアートコレクター・「ガチャピン・ムック」の生みの親と多彩な顔を持つ野田昌宏氏(1933-2008)の創作世界に迫る特集が面白かったです。 野田氏は「銀河乞食軍団」という創作SFシリーズの著者でもありましたが、SF作家最長老だった今日泊亜蘭氏(きょうどまりあらん、1910-2008)と師弟関係に近い交友があり(交友の一端を小説風に執筆したのが、「レモン月夜の宇宙船」です)、今日泊亜蘭氏の「光の塔」「最終戦争」「海王星市から来た男」などの大江戸捕物帳風な伝法な口調の魅力を、現代のSFに移植しようとしたのが、「銀河乞食軍団」シリーズだと考えています。 奇しくも、今日泊亜蘭氏の逝去から一月も置かずに、野田氏も亡くなられたのは残念なことでした。 #スターログ日本版 #雑誌 #SF映画 #SFTV #SF小説 #ツルモトルーム https://muuseo.com/jason1208/items/731
https://muuseo.com/jason1208/items/735
『キャベツ畑でつかまえて』《ハヤカワ文庫JA》
ハヤカワ文庫JA1990年に発行された『キャベツ畑でつかまえて』です。野田昌宏/著、文庫版モノクロ336頁、ISBN4-15-030313-4、定価480円(税込)。(改題前の『あけましておめでとう計画』は、A5版にて早川書房より1985年に発行) テレビ演出者・制作会社幹部・作家・翻訳者・SFアートコレクター・「ガチャピン&ムック」の生みの親と多彩な顔を持つ野田昌宏氏(1933-2008)による実録風小説です。 野田氏が社長であるテレビ番組制作会社・日本テレワーク社を舞台に、なぜか《ガチャピン》の着ぐるみに入って活動する宇宙人と、実名で登場する日本テレワーク社員の面々が虚々実々の駆け引きを繰り広げながら、嘘か真か分からない騒動の果てに、番組制作や騙し合いを勝ち取っていく、実録風冒険小説の傑作です。 「日本テレワークは犯罪以外なら何でもやる」という台詞は、今にしてちょっとアブナイけど、話には大変笑わされました。なお改題文庫化前の『あけましておめでとう計画』は、大阪市中ノ島の図書館で借りて読んだので、画像を見たら当時のことを思い出します。 #宇宙SF #冒険小説 #野田昌宏 #ガチャピン #早川書房 #ハヤカワ文庫JA https://muuseo.com/jason1208/items/736 https://muuseo.com/jason1208/items/742
https://muuseo.com/jason1208/items/748

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