いさましいちびのトースター 火星へ行く《早川SFノヴェルズ》

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『いさましいちびのトースター 火星へ行く』の早川ノヴェルズ版です。トーマス・M・ディッシュ著/浅倉久志訳/1989年発行、A5版ハードカバー。
挿絵が吾妻ひでお先生なのが、素晴らしいところで、挿絵に釣られて買いました。
“新しいご主人“奥さま”の元、平和な暮らしを愉しんでいた心ある電化製品たち、トースター、電気毛布、電子レンジ、ラジオ、電卓、時計。新たに彼らに加わった新顔、補聴器はなんとあのアインシュタイン博士が愛用していた中古品で、相対性理論を理解していた! 新顔の補聴器との対話の中で、電化製品たちは火星から来る軍事放送を聴き、火星で地球侵略の企みが進行していることを知った。“奥さま”との平和な暮らしを守るため、電化製品たちは地球侵略を阻止するために、火星に遠征することを決意する。電子レンジに相対性理論に基づく宇宙航行機能を装備して、電化製品たちは遥々火星へと旅立った!”
#いさましいちびのトースター #吾妻ひでお #早川SFノヴェルズ

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    Jason1208

    2019/10/21

    共同通信 2019/10/21 12:30 (JST)によると、吾妻ひでお先生が13日、東京都内の病院で亡くなられたそうです。
    享年69歳。北海道出身。
    先生の作品を長いこと愉しませて頂きました。合掌。

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