Parker 61

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パーカー61 1950年台初代ステンレスキャップ ペン先は14k/F キャピラリー・フィラー
首軸先端には鏃の象嵌が有り21や51より書き出しの方向が分かり易くなっています。
このフーデッドタイプは随分長く作られたので人気であったのであろう。
 ペン先は勿論固くわずかにも撓らないが少し太めのペン先とインクの出も非常に良く気持ちの良い筆記が出来ます、キャピラリー・フィラーは毛細管現象を利用した画期的なインクの吸入機構でインク瓶に30秒ほど漬けておくだけですっかり満タンになるのだが余り沢山吸えなかったらしく、不評の為直ぐに改良されてしまった。フィラーにはテフロン加工がされ、インク瓶から出せばサッとインクが切れて手も汚さない、、、訳がないのでした。フィラー後端は解放されていますが後軸の中には内部キャップの様な物が内蔵され漏れない工夫はされています。
キャップは長い間クリップが緩んでいた模様で擦れた跡が一周廻っています、マイナスドライバーで締めました。キャップトップと後軸端には樹脂の装飾が入りクリップの矢羽根模様も以前より複雑なデザインになっています。

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