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- 48F フィルムカメラ コンパクトカメラ OLYMPUS
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OLYMPUS XA
OLYMPUS XA
オリンパス XA
オリンパスのコンパクトカメラXAシリーズの一号機。
設計者によるとコンパクトでありながらテクニカルな撮影のできるカメラを作りたかった、
ということらしい。
レンズバリアでケースレスで持ち歩ける、というコンセプトも
写真を撮る者にとってありがたいこと。
いちいちケースに入れてたら出すのも面倒で撮影などしないだろう。
コンパクトカメラ、と言っても実際コンパクトなサイズのカメラは多くないだろう。
このカメラも後に出るカメラに比べたら大きいのかもしれない。
ただ、このサイズで、絞り優先AEを搭載、距離計連動でフォーカシングはカメラではなく撮影者が行う、
しかもパンフォーカスやゾーンフォーカスの簡素なものではなく距離計を備えたレバーフォーカシング、
レンズの全長の変化がないインナーフォーカス、押し込まなくていいフェザータッチレリーズ。
などなど設計者のこだわりを感じるカメラ。
シリーズでは後々簡素化されたモデルが出てくるが。
ZUIKOの名前が与えられた35mmF2.8のレンズは酷評されたりしているが、
実際に使ってみるとまあまあよく写るんですけどね。
カメラやレンズって、欠点を上げたらきりがないんですけどね。(笑)
嫌なら使わなければいいんです。(笑)
そうすりゃ人気がなくて相場が安くなって・・・・。(笑)
一体化するフラッシュにはガンドナンバーの違いでA11とA16があります。
フラッシュ撮影するときは絞りレバー(前面のF値が書かれたところのレバー)を一番上のFlashのところに上げると
フラッシュが連動してチャージランプ部がポップアップしてチャージが始まり、チャージされるとランプがオレンジに点灯します。
実はこの位置の絞り値はF3.5であることを知るものは少ない(笑)
逆にこの絞りレバーを利用してのスローシンクロというテクを知るものも少ない・・・・・と思う。