ネオジオCD(初回限定版)

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ネオジオが大容量のROMカセットソフトを採用しており、高価であったために購入者層がマニアのみに限られていたという点を解消すべく、ゲームの供給媒体をCD-ROMにしたモデルにあたる。 コントローラー以外にカートリッジとの互換性はなく、CD専用の家庭用ハードとなった。メモリーカードの使用はできないが、データは本体のS-RAMに保存を行う。
ネオジオ用ロムカセットが当時3万円以上の価格だったのに対し、ネオジオCD版では7,000円程度の価格設定とされた。但し、ハードも販売価格を抑えるために等速ドライブを採用した為、倍速ドライブを採用したセガサターンやプレイステーションとは逆にディスク読み込み時間長くかかる事で、ほぼ全てのユーザーから不評だった事がネオジオCDの失敗の原因にもなった。初回ロット限定でディスク挿入がフロントローディング型となっており、それ以降はモデルチェンジされて本体デザインも変わったトップローディング型が販売された。
付属のコントローラは、ネオジオのジョイスティックからパッドに変更されている。このパッドの方向キー部分の構造はいわゆる一般的な十字キーとは大きく異なり、キーを押さえている指を入力方向へスライドさせるという独特な操作性を持ったものになっていた。
ゲーム中のセーブデータは本体の内蔵メモリ領域に保存されるようになり、MVSやネオジオで使用されていたPCカードのスロットは備えられていない。そのため、これらの機種とのセーブデータの互換性はない。(Wikipediaより)

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