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「バミューダの謎 魔の三角水域に潜む巨大モンスター!」北米版アーカイブ
日本版も発売されていますが北米でもやはりDVD-Rによるアーカイブ発売でした。しかし大事なのは日本版が画面の上下を切って16:9に改ざんしているのに対しこちらはちゃんと放送当時のまま4:3の画面比になっています。そもそもマニア向けのアーカイブで当然買う方はテレビ映画だと承知しているのに何故日本版はそんな変な事しちゃったんでしょうね。という事でこだわる人は北米版も入手しましょう。
特撮 ワーナー・ホーム・ビデオ 2000年代CRASH AND BURN 場外劇場
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ブレードランナー ポリススピナー(BD特典) 箱
無駄に凝ったパッケージにいかに本作が愛された映画かを伺う事が出来ます。恐らく買った方もこれで「ブレードランナー」買うの何回目だと思いながらもこれは文字通りの決定版なので見な財布を軽くしたことでしょう。
ミニカー ワーナー・ホーム・ビデオ 2010年代CRASH AND BURN 場外劇場
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ブレードランナー ポリススピナー(BD特典)
オールプラ製な上にBDの特典なので本来はミニカーと言うにはカテゴリ違いですがスケールがほぼ1/18なのでここに展示します。ブレードランナーは権利関係が複雑で当時物以外玩具はほぼ無い状態だったのですがメディコムトイが「どうしてもスピナー出したい」と『バックトゥザフューチャー2』にスピナーが流用された車があるのを良い事にそちらで版権を取得して『フューチャーカー』というほぼ黒いだけのスピナーを発売していました。しかし世の中面白い事にBDの特典にスピナーを付けようという事になり晴れてメディコムトイのフューチャーカーをベースに作られたポリススピナーが付属しました。というかあきらかにこっちがメインですね。しかし惜しむらくは前方の白いライトが塗装だったり運転席のコンソールがノッペラボーな事。メディコムトイもこうなるのが分かっていたらもっと予算を使ってクリアパーツ多用した仕様の良いフューチャーカーにしたのに。
ミニカー ワーナー・ホーム・ビデオ 2010年代CRASH AND BURN 場外劇場
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バットマン フォーエバー
前作で期待度が上がってしまったのが良くなかったのでしょうか。オープニングアクションは素晴らしくテンションも上がったのですがどんどん萎む一方に… まずヴィラン2人体制の弊害で凄く面白くなるはずの設定のトゥーフェイスがつまらないキャラになっていた事。次に主人公が完成された状態で未完成のキャラが追加された事。立場が逆なら成長する主人公に共感できますが追加キャラの場合見る方はどうしても主人公視点になってしまうので、早い話ロビンいらない。最後にジム・キャリーの演技に狂気を感じられなかった事、むしろTVドラマのフラッシュのルークことマーク・ハミル演じるトリックスターの方が同系列のキャラとしては上に感じられました。逆に演技で感心したのはバル・キルマー、ブルースの時とバットマンの時でちゃんと声を変えています。再見される際にはよく聞いてみましょう。
特撮 ワーナー・ホーム・ビデオ 1990年代CRASH AND BURN 場外劇場
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バットマン リターンズ
90年代バットマンでは本作が一番でしょう。見る前はペンギンとキャットウーマンのヴィラン2人に加え一般人サイドの悪人も出ると聞いてそんなの捌ききれるはずがないと思ったのですが杞憂に終わりました。ティム・バートンの異形に対する愛に満ちたペンギンと事実上主役のキャットウーマンに注力して、バットマンは進行役に徹した構成は正解です。メカもバットモービルが前作の不完全燃焼の鬱憤を晴らすように色んな芸を見せてくれて満足の一本でした。
特撮 ワーナー・ホーム・ビデオ 1990年代CRASH AND BURN 場外劇場
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バットマン
日本では滑った大ヒット作、この頃はまだアメコミヒーローの知名度が低かった上に裏が「ゴジラVSビオランテ」… もとい「バックトゥザフューチャーPart2」だったので仕方ありません。またかつてのヒット作であるTVシリーズのイメージを払拭するため雰囲気重視の作風にしたが海外でのヒットの要因の一つでしたが日本では地味と捉えられました。個人的には英国で撮影されスタッフもそちらの人が多いのでメカに対する愛情がシリーズで一番なのがお気に入りです。特にバットウイングはサンダーバードのデレク・メディングス氏の新しい局面といつもの旦那芸が同居しておりその一連のシーンは見てて飽きません、墜落シーンの重量感の無さには目をつむる必要がありますが…
特撮 ワーナー・ホーム・ビデオ 1990年代CRASH AND BURN 場外劇場
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インナースペース
人体の中を舞台にした映画は「ミクロの決死圏」と本作くらいなので存在自体が貴重です。本人とその体の中と潜水艦のパイロットとの特殊バディ物で身体の外と中でドラマが進む凝った構成になっています。ただ話に密度がある分本来の見せ場になるはずの人体の驚異が弱くなっており、それだけで充分映画一本持つだけの舞台がありながらあくせくと見せ場を詰め込む忙しさにそこまでする必要があるのかと疑問に感じたりもしました。この頃は映画も2本立てがなくなり一本当たりの上映時間がどんどん長くなっていったので余計に感じたのかもしれません。
特撮 ワーナー・ホーム・ビデオ 1980年代CRASH AND BURN 場外劇場
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エクソシスト
正直公開当時はピンとこない映画でした。宗教的背景がわからないので仕方ないのですが、神と対峙するはずの悪魔のやる事としてはあまりにスケールが小さいと思ってました。「ローズマリーの赤ちゃん」のようにこれから起こる事を予感させるタイプではなく結構ストレートに見せるタイプの映画なのでこれで正解と分かったのは後になってから。首が180度回転する有名なカットは子役のリンダ・ブレアの身体を型取り作業で冷やすのは可哀そうだと特撮スタッフは採寸して作りました。一方監督はスタジオ内を氷点下まで下げて異常な空気を表現しました。本編と特撮で文字通り温度差あり過ぎ。
特撮 ワーナー・ホーム・ビデオ 1980年代CRASH AND BURN 場外劇場
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禁断の惑星(国内版)
当時「何故MGMのような会社がこんな映画を」と言われたそうですが、それだけジョージ・パルによる「月世界旅行」に始まるSF映画ブームを大手も無視できなかったわけです。しかしそこは流石に大手、「空飛ぶ円盤」「ロボット」「宇宙人」「怪獣」と流行りの要素を全部取り入れていながらそれぞれ「地球人の乗り物」「システマチックな人造人間」「既に滅亡し遺跡のみ」「深層意識の具現化」と巧みに変換してSF性をアップしてます。ところでこの手法にピンとくる人も多いでしょう。そうやはりMGMによる「2001年宇宙の旅」が同じ方法論で不朽の名作となっていますね。
特撮 ワーナー・ホーム・ビデオ 1990年代CRASH AND BURN 場外劇場