米Period SPL510 シュタルケル - コダーイ・無伴奏チェロソナタ

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E4-QP-4687-1 ∧1B SPL 510 A
E4-QP-4688-1 ∧1 SPL 510 B

Kodály - Sonata For Unaccompanied Cello Op.8 (rec:1950?)
Janos Starker

「19 Jan 56」の落書きあり。ジャケットは第三版で、プレス時期は1955年頃になります。
マトリクス∧1B、∧1の箇所ですが、当ジャケのレコードで∧1Aなどの組み合わせで数種類バリエーションがあります。
そのため、この番号はおそらくスタンパーナンバーの刻印ではないかと推測しています。
当盤まではRIAAカーブではないのですが、この後ジャケット第四版の盤でRIAAカーブになったようです。
当然、カッティングもやり直しています。

シュタルケルの回想録に、この録音はレコーディング・エンジニアのピーター・バルトークが近接マイクとアンビエントマイクの二本をセッティングして収録したとありました。
現代の耳で聞いても、クリアで生々しく聞こえます。

1950年前後のアメリカでは、テープレコーダーの登場をきっかけとして、Periodレーベルのようなマイナー・レーベルが雨後の筍のように誕生しました。
残念ながらシュタルケルとは権利をめぐってもめてしまい、シュタルケルは1955年辺りにEMIへ移籍しています。

当盤を録音したものをYoutubeで公開しています。ノイズが少ない盤でした。
https://www.youtube.com/watch?v=H1bM7wKeark

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