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ロザリー(ベルサイユのばら)~劇中最後まで生存したキャラクター
オスカルがパリの下町で出会った娘であり、後にオスカルにとっても実の妹以上の存在となりました。そして、黒い騎士ことベルナールの看病をするうちに心通わせるようになり、回復したベルナールと共にオスカルの元を去りましたが、終盤でアントワネットが裁判のために牢獄に収監された際、彼女が処刑される当日まで身の回りの世話をしていました。原作ではアントワネット処刑の日にリボンを、アニメでは化粧紙で作ったバラを贈られ「このバラにオスカルの好きな色をつけて下さいな。」と頼まれました。フランス革命を舞台にしたベルサイユのばらに実在した人物はもちろん、架空の人物も含め劇中でかなりの登場人物が命を落としますが、最後まで生き残ったキャラクターでありました。
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フェルゼン(ベルサイユのばら)~事実は小説より…
ベルサイユのばらには、マリーアントワネットを愛するスウェーデンの貴族フェルゼンが登場します。フェルゼンは実在の人物で、アントワネットを助けるために奔走しますが、結局はアントワネットはギロチンにかけられてしまいます。愛する女性が民衆によって殺害されたフェルゼンは、それ以来民衆を憎む様になって、愛想のない暗い強圧的な人間になってしまいます。そして挙句の果てには民衆がおこした暴動によって撲殺されてしまいます。ベルサイユのばら原作の最終話も血まみれで路上に横たわるフェルゼンの姿で幕をとじます。しかし、史実はもっと残酷で、惨殺された後フェルゼンは衣服をはぎ取られ、丸裸にされたあげく、側溝になげ捨てられる無惨な扱いを受けました。事実は小説より奇なりを通り越して、残酷でした。
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オスカル(ベルサイユのばら)~歴史の教科書でもあったベルサイユのばら
少女漫画の大ヒット作品でありましたベルサイユのばらは、フランス革命の時代を舞台に様々な人間模様が描かれていました。その主人公である男装の麗人オスカルはフランス革命に身を投じてはかなく散っていきました。オスカルは架空の人物ではありましたが、この作品では多数の実在していた人物が登場し、ストーリーの展開も史実に基づいていましたので、歴史の勉強をするにはちょうど良い教科書となった作品でもありました。おかげで中学二年生の時の歴史(世界史)の試験の成績はよかったです。
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ガイアー(マーズ)~救い様のないエンディング
マーズは横着して最終話だけを読みました。略奪行為に走り射殺される人間の姿を見たり、最後の敵に勝利したマーズに「地球が滅ぶとは嘘だったのか」と襲い掛かる暴徒を射殺する自衛隊を目の辺りにして「ナントイウミニクイ姿ダ、コレガ人間カ……、ドウシテボクハコノ動物ヲ守ロウトシタ」とつぶやいて、ガイアーの内蔵爆弾を起動、地球を消滅させるというエンディングでした。この部分はデビルマンの原作版の不動明と同じですが、不動明はそれでもまだ愛する牧村美樹のために人間の心を持とうとしていましたし、美樹が殺された後もその復讐のためにサタンと戦うという人間らしさを持ち合わせていた事に、まだ救いがありましたが、マーズは完全に人間を否定していましたから何とも救い様のないエンディングでした。
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宇宙海賊キャプテンハーロック~友人にしたいキャラクター
40人の乗組員と共に海賊戦艦アルカディア号を駆り、如何なる勢力・組織にも属さず、黒地に白のドクロを染め抜いた自由の旗の下に生きることを信条としている宇宙海賊で、松本零士のキャラクターでも代表的なキャラクターでしょう。 TVアニメ版でも義理人情に厚いキャラクターとして描かれていましたが、私は脇役で登場した『999』劇場版の方が好きですね。自分に代わって親友トチローの死を看取って墓を建てた鉄郎を救援に向かう 時のセリフ「鉄郎にキズひとつつけるな!」はカッコよさの極みでした。こんな義理人情に厚い男はぜひ友人にしたいものです。
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デビルマン(アニメ版)~デビルマンにとっての正義
デビルマンが戦う理由は非常にシンプルです。ほれた女を守るため、ほれた女が安心して暮らすためにデーモン族と戦っています。他のヒーローの様に世界平和などではなく、ただ一人の女のため、言い換えればもろに私利私欲のためだけに戦っています。他のヒーローとは違いデビルマンにとっての正義は牧村美樹を守る事で、特にアニメ版では一切迷うことなくデーモン族と戦っていましたし、向かってくる敵に対しては一切、容赦しませんでした。ゆえに他のヒーローものと比べて、痛快さが強かった作品となり、今日まで絶大な人気を誇っているのでしょう。
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キューティハニー~長く愛される作品
もうかれこれ46年前になるのですね。愛の戦士キューティハニーが生誕してから。1973年にアニメ放映と少年チャンピオンで原作が連載されましたが、フルタの20世紀漫画家コレクションではその持ち味を十分に生かした造形となっています。第一回のアニメ放映と原作が終了してからもたびたびリメイクされ、愛されてきた作品です。やっぱり、よい作品は長く愛されるのですね。
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ジャイアン~恐怖の人間兵器
ジャイアンはいわゆるガキ大将で、その腕っぷしに敵うものはいません。しかし、彼にはもっと恐ろしい武器があります。それは彼の歌声です。殴られる以上にジャイアンの歌声を聴かされるのは恐ろしく、ジャイアンリサイタルの招待状は赤紙と同じく恐ろしいモノでした。ジャイアンまさしく恐怖の人間兵器です。
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ドラえもん&ミーちゃん(チョコエッグ)~ついつい忘れてしまいがちです。
ついつい忘れがちなんですけどドラえもんって一応は猫型ロボットなんですよね。猫の面影がほとんどありませんから、ついつい狸型ロボットとかに勘違いしちゃうんですよね。このフィギュアでミーちゃんにラブラブな目を見て気がつきました。
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ポセイドン(フルタ横山光輝の世界)
ポセイドンは海を行け~♪という水木アニキの歌声が聞こえてきそうなフィギュアです。鉄人28号や東映系のスーパーロボット等と比べると、やや地味な感じは否めませんが、それでも劇中にはなくてはならない存在でした。
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バビル2世
横山光輝原作で、はるか昔、地球に不時着して帰れなくなり住み着いた宇宙人・バビルが残したバビルの塔と三つのしもべを受け継いだ超能力者・浩一が、バビル2世として、世界征服を企む悪の超能力者・ヨミと戦う物語でした。正直いいますと原作は読んでいませんが、アニメでは派手なアクションが繰り広げられなかなか楽しい作品でした。
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大怪獣ガメラ
記念すべきガメラシリーズ第一弾の映画、それが「大怪獣ガメラ」です。後に正義の味方となるガメラですが、初登場は人類の敵でした。画像はフルタの食玩で、ガメラの凶暴さをリアルに再現しています。
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ジャイアントロボ(フルタ食玩ジャイアントロボシリーズ)
特撮巨大ロボット作品の代表格です。もともとは秘密結社BF団の尖兵として開発された破壊兵器でしたが、腕時計型の操縦システムを偶然手にした草間大作少年とともにBF団と戦いましたが、最終回では大作少年の命令を振り切り、BF団首領のギロチン帝王を道連れに巨大隕石に激突して爆発しました。そのラストシーンは全国の少年・少女の涙を誘いました。
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