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Pentacon electric 50/1.8 M42
PENTACON 50/1.8には主に3種類のバージョンがあり戦前からカールツァイス社最大のライバルとして君臨していたメイヤー社のOreston 1.8/50をベースに開発されています。 第二次世界大戦後に旧ソ連体制下の東ドイツ側に取り込まれた名門マイヤー社は1968年頃に設立されたPENTACON公社に吸収合併されてしまいます。 そこでメイヤー社の設計をベースにして製造されたのがPENTACONシリーズです。 この時期に多くのマイヤーの技術がPENTACONシリーズに受け継がれました。 electricと名前が付くように、レンズのマウントには電気接点が付いていて、絞り値の情報をカメラに伝えるようになっています。この接点がマウントアダプターの窪みに入るとレンズが取れなくなるので、名刺のような薄い板で、隙間に入れて外します。1971年から1990年まで製造されていて、マルチコーとされているので、このレンズシリーズでは、一番描写が良いと思います。
標準レンズ Pentacon 不明Fortune Lens
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PENTACON electric 1.8/50 ゼブラ M42
このモデルは、Meyer-Optik Oreston 50mm F1.8をリニューアルしたものです。 ダブルガウス型のレンズ構成からなり、F1.8と明るく、クラシックレンズとしては諸収差が良く補正されたモデルで、前期型は1971-78年頃に掛けて製造されました。 VEB PENTACON(ペンタコン公社)は、Meyer-Optik(メイヤー/マイヤー)、Zeiis Ikonなどが合併したドイツ(DDR)の光学メーカーです。 M42 - M4/3のマウントアダプターで、撮影した見本写真です。 最短撮影距離 33cmなので、被写体に近寄って撮影が出来るので、 マクロレンズ的な使い方が出来るので、とても重宝するレンズです。
標準レンズ PentaconFortune Lens