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バブルボケ!! Trioplan 75mm F2.9 M42-Nex
Meyer Optik Trioplan 75mm F2.9 M42-Nex トリオプラン(Trioplan)は、1913年から1966年まで生産された、Hugo Meyer社の主力ブランドレンズです。 最近は、Trioplan 100mm F2.8が有名になり、復刻版が出されたほどの人気です。 戦前のTrioplanはバリエーションが豊富で、特に7.5cm F2.9(このレンズ)や、80mm F2.8などの希少モデルが存在していています。 中判カメラの「トリオプラン 7.5cm F2.9」も、100mm同様になかなか良いバブルボケ味が現れます。特に、光の滲みが美しいです。
レンズ Meyer-OptikFortune Lens
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時代が変われば写真も変わる! バブルボケのトリオプラン
昔は、ボケを生かした撮影はしなかった気がします。レンズの解像力が高くなり被写体がより鮮明に写るようになったことも要因の一つかと思います。ボケという概念は、日本独特の感覚らしい ………が、今では、英語でもbokehと呼ばれています。 ボケの中でも、玉ボケが好印象を与えます。玉ボケの中でも輪郭のハッキリしているのが、バブルボケと呼ばれるボケで、有名なレンズが、Meyer Optik Torioplan 100mm F2.8です。 Trioplanと名称にあるように3枚玉のトリプレット構造のレンズです。 3枚玉なら少なからず、条件が揃えばバブルボケが発生します。テッサーでもバブルボケが発生するので、テッサーはトリプレットの進化形ではないかと思ったりもします。 *ボケ表現効果は、写真を見る人に注目させたい部分(主役)を浮き立たせる効果を持つ。たとえば上記の写真では少女のみにピントが合っており背景はぼけているが、この状態では見る人の多くは背景に注目しない。これは心理的な要因によるものであり、これによって写真内に写った余計なものから鑑賞者の目をそらすことができる。 *また、ボケ表現はやわらかい印象を、パンフォーカス表現は硬い印象を与える効果がある。花、動物、子供、若い女性などにボケ表現が多く用いられるのは、柔らかく印象付けるのが一つの目的である。 *逆光で点光源がうまくボケると、レンズによっては玉ボケが生じ、幻想的な効果が生ずる。(Wikipedia より) 100mm F2.8 75mm F3.5 75mm F2.9 50mm F2.9
フィルムカメラ/レンズ Meyer-OptikFortune Lens
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Meyer-Optik Gorlitz Torioplan 7.5cm F4.5 & Torioplan 7.5cm F2.8
Meyer-Optik(マイヤー/メイヤー)は、ドイツの戦前から続く老舗レンズメーカーです。後には、Zeiss Ikon等と共にVEB PENTACON(ペンタコン)となります。 特に有名なレンズは、バブルボケで有名な Torioplan 100mm F2.8ではないでしょうか? その以前に製作された、同じレンズ構成のレンズ2本です。 EOS用にマウント作りましたので、早速テスト撮影。 大好きな、たったガラス3枚の単純なレンズです。 画像は、撮影したまま加工はしてません。 凄い発色です。今までに、見たこともないコクとキレの良さです!! 中間リングを追加すると、等倍以上のマクロレンズにもなります。
蛇腹カメラ レンズ Meyer-OptikFortune Lens