「ベビーライカ」Boltax

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発売当時の広告では 「ベビーライカ」 という愛称が付けられていたが、デザイン、機能ともにオリジナル性が高く、下手な 35mmフィルムカメラや中判フィルムカメラよりも、とても魅力的なカメラです。そして、このボルタックスというカメラが初期に出たからこそ、100種類を優に越えるボルタ判カメラが後に続き、ボルタ判世界の火付け役だと思います。

ボルタックスは本格的なカメラで、3群3枚のレンズ、シャッター3速、絞りは8枚羽根で F4.5 から F16 まで開閉でき、2枚羽根のレンズシャッターから構成されるレンズ群がヘリコイドで前後する。距離は目測だが、ファインダーが見やすく、ボディデザ インも秀逸です。特に樽型のファインダーは、初期のフォクトレンダーもカメラにも似たデザインは、いいアクセントになっています。

Boltax ボルタックス Picner Anastigmat F=40mm 4.5  Miyagawa 宮川製作所

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