ニコンの全天候カメラ ニコノス

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ニコノスシリーズ 28mmF3.5 / 35mmF2.5 / 80mmF4
陸上でも使用可能なレンズが用意されており、水中に限らず全天候カメラとしての側面があり、水中よりむしろスキー場での活躍の場が多かったような気がします。しかしピント合わせは目測によるため、35mm広角レンズを3m位にして、パンフォーカスによる撮影が主体で、デジカメ用にマウントアダプターを制作して、ビューファインダーで、ピントを合わせるともの凄くよく写るレンズだったということが判明しました。
それもそのはず、35mmF3.5のレンズ設計はニコンS型より以前のニコンI型の時代から交換レンズのラインアップに登場しておりニッコール草創期を飾るレンズでした。
ラインナップとしては、陸上用にUWニッコール50mmF2.0 が欲しかったです。
αEマウントアダプターとM4/3マウントアダプターを制作したので、ピントバッチリの写真が撮れます。
特にローアングルの撮影がしやすいです。

• UWニッコール28mmF3.5(1965年7月発売、1976年8月マルチコート化)
水中専用レンズ。前面防水ガラスを含め5群6枚。アタッチメントはφ58mmねじ込み。最短撮影距離0.6m。
• Wニッコール35mmF2.5(1963年8月発売、1976年7月マルチコート化)
水陸両用レンズ。光学系はニコンSマウントから流用されたダブルガウス型で、前面防水ガラスを除き4群6枚。アタッチメントはφ58mmねじ込み。最短撮影距離0.8m。
• ニッコール80mmF4(1969年4月発売、1976年8月マルチコート化)
水陸両用レンズ。前面防水ガラスを除き4群4枚。アタッチメントはφ58mmねじ込み。最短撮影距離0.8m。

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