タカトク 走れ!ケー100 当時物
『走れ!ケー100』は、昭和48年(1973年)から翌昭和49年(1974年)にかけてTBS系で放映された30分もののテレビドラマです。
鹿児島の鉄工所でスクラップ同然だった炭坑用の小型機関車、ケー100を主人公・伊賀山紋太が水陸両用の車に改造し、それに乗って日本列島縦断の旅に出る...というロードムービー的なストーリーのドラマで、主人公の紋太を『がんばれ!!ロボコン』の大山家のパパ役や『びっくり日本新記録』の司会でお馴染みの大野しげひさ氏が好演していました。
今となっては知る人ぞ知る、という感じのドラマになってしまいましたが、当時は、当初2クール半年間で予定されていた放映期間が好評により4クール1年間に延長されたほど人気があったドラマでした。背景には当時の「SLブーム」というのもあったと思いますが、陸地ばかりか、水上さえも縦横無尽に走破してしまう万能機関車でありながら、“心”というものを持っているかのように感情豊かに紋太とやり取りを繰り広げるケー100の絶妙なキャラクターが多くの共感を呼んだんでしょうね。子供向けではありましたが、本当に良く出来ていたドラマでした。
そんなケー100の、タカトク製当時物のソフビです。
ケー100の当時の立体物としては多分、唯一のものでしょう。高さ14センチ、長さ13センチほどの大きさで、コロ走行します。ソフビならではの質感、手塗り感たっぷりの彩色、紋太のイラストのシール、全てがイイ味を出しています。
ちなみに私が所有しているこのタカトク製ケー100、元々は未開封のデッドストックでしたが、ヘッダーにかつて存在したレジャー施設「朝霧高原グリーンパーク」の場所を示した地図が描かれていることから、『走れ!ケー100』放映終了後に本編で使用されていたケー100を引き取った同施設で販売していた商品だと思われます。現存する未開封のタカトク製ケー100は、ほとんどこの「朝霧高原グリーンパーク」で販売されたものですが、逆にこのヘッダーじゃないのは見たことが無いですね。個人的に凄く気になるところです。
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