マルサン エビラ スタンダードサイズ 当時物
昭和ゴジラシリーズの7作目となる『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』。
第1作目から昭和ゴジラシリーズのほとんどを手掛けてきた本多猪四郎監督から福田純監督へバトンタッチされた作品で、南海の孤島を舞台に繰り広げられる無国籍冒険活劇風のストーリーは、本多ゴジラのような重厚さはないものの、アクション物を得意とする福田監督の持ち味が遺憾なく発揮されていて、個人的には好きなゴジラ映画の一つです。
この作品においてゴジラの対戦相手を務めたのがエビラです。エビラは、南海の孤島、レッチ島周辺に棲息している怪獣で、島で暗躍する謎の秘密結社「赤イ竹」の核兵器製造工場から流れ出た放射能の廃液でエビが突然変異的に巨大化した凶悪新怪獣(新凶悪怪獣)。正直、キングギドラの後のゴジラの対戦相手としてはややインパクトが弱いような気もしますが、エビだけでなく、ザリガニやサソリのイメージも付与されたビジュアルには、人間を貪り喰らう、凶悪怪獣の雰囲気は良く出ていたのではないかと思います。
マルサンのエビラ。
特徴的な左右非対称のハサミはしっかりと再現されているものの、見た目が着ぐるみ以上に「ただのエビ」という感じで、知らない人が見たらこれが怪獣のソフビ人形だとは思わないかも知れません(笑)
しかし、鼻筋に黒ラインが入ったエビラには、やっぱりどこか悪そうな雰囲気が漂っていますね。昔はこのタイプのエビラがマルサン1期だと言われていましたが、本当のマルサン1期は、鼻筋にゴールドのラインが入っているらしいです。
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ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
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