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ブルマァク カメーバ スタンダードサイズ 当時物
アメーバ状の宇宙生物がマタマタガメに寄生して巨大化した怪獣、カメーバ。 マタマタガメのモデルになったのは、南米に棲息する、頭が大きな三角形で甲羅の中に引っ込めることが出来ないので有名なマタマタですが、実際には似ていません。名前だけ拝借したんでしょうね。 亀の怪獣といえば大映のガメラですが、あちらが火を吐き、ジェット噴射で回転しながら空を飛ぶなど、怪獣映画らしい荒唐無稽な描写が目立ったのに対し、カメーバは徹頭徹尾リアルな生物感にこだわった描写がなされていたと思います。 ブルマァクのカメーバ。 セミエビのようなガニメも着ぐるみに似てないソフビでしたが、このカメーバもかなりのものです。何だかよく判らない、二足歩行のゴツゴツした怪獣になってしまっています。 ただ、似てないからダメ、とは言えないのが当時物怪獣ソフビの妙味でもありまして、このブルマァクのカメーバもこれはこれで愛でてやるのが正解だと思います。今だったら着ぐるみ造形に忠実なカメーバのフィギュアは、他にもある訳ですから。 それにしても、こうしてブルマァクの南海三大怪獣を並べるとゲゾラの造形の良さは際立っていますね。やっぱり人気があるのも頷けます。 #ゴジラ #ブルマァク #東宝 #ソフビ #怪獣
ブルマァク スタンダードサイズ ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣dape_man
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ブルマァク ガニメ スタンダードサイズ 当時物
ゲゾラに寄生していた宇宙生物が、新たにカルイシガニに寄生して巨大化した怪獣、ガニメ。 劇中では2体登場し、最初の個体は人間たちの機転によって爆破されてしまいますが、宇宙生物が別のカルイシガニに寄生した2番目の個体がカメーバと激闘を繰り広げました。 地味めの印象の怪獣ですが、スーツアクターの存在をあまり感じさせない構造や、脚に生えた毛の質感、妙にリアルな口の動き方など、非常に良く出来た着ぐるみでしたね。 ブルマァクのガニメ。 蟹というより、まるでセミエビのような見た目です。参考になる資料や写真が無かったようで、ほとんどオリジナルの造形と言っても良いでしょう。ただ、甲殻類の硬そうな体表の感じは上手く表現されていると思います。 これもコレクター間では有名な話ですが、初期生産分と後期生産分でが頭部パーツ取り付け方が逆になっています(画像のものは初期生産分)。 #ゴジラ #ブルマァク #東宝 #ソフビ #怪獣
ブルマァク スタンダードサイズ ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣dape_man
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ブルマァク ゲゾラ スタンダードサイズ 当時物
1970年(昭和45年)夏季の「第3回東宝チャンピオンまつり」の一本として公開された、『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』。 「東宝チャンピオンまつり」の新作怪獣映画としては、『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』に続く第2作目ですね。第一次と第二次の怪獣ブームの、ちょうど谷間の時期に作られた作品ですが、イカ・蟹・亀といった実在する生物が巨大化した怪獣の造形や、久保明・佐原健二・土屋嘉男といった古くからの東宝怪獣映画の常連の出演など、黄金期の東宝怪獣映画の雰囲気を強く残した作品です。実際、本作のクランクイン直後に特撮の神様、円谷英二が他界し、翌年の「東宝チャンピオンまつり」新作怪獣映画はスタッフが代替わりした『ゴジラ対ヘドラ』になるので、そういった意味では“最後の古き良き東宝怪獣映画”といえるのかも知れません。 大イカ怪獣ゲゾラは、アメーバ状の宇宙生物がカミナリイカ(紋甲イカ)に寄生して巨大化した怪獣です。 ゲゾラ・ガニメ・カメーバが三つ巴で戦っている当時のスチール写真などでは一番目立っていた印象があって、子供の頃に本作を観ることが出来なかった私などは、ゲゾラが三体の中で一番強くて最終的には勝ち残る、と勝手に思い込んでいたものですが、実はガニメやカメーバと戦うことなく、一番最初に退場してしまうんですね。大人になって、その事実を知った時は愕然としたものです・・・(笑) ブルマァクのゲゾラ。 特異な形状の怪獣を見事にソフビ化していることもあって、昔からコレクター人気の高い一品です。 劇中の大暴れしている姿を彷彿させる、躍動感ある造形が堪りません。 画像のゲゾラは黒い塗装が施された初期生産分のタイプです。珍しいとされるのは後期の明るいカラーリングのタイプですが、個人的にはこちらのほうが好きです。コレクター間では有名な話ですが、このタイプは振り上げた左右の腕が同一のパーツが付けられています。見た目的には全く違和感が無いので気になりませんが・・・ #ゴジラ #ブルマァク #東宝 #ソフビ #怪獣
ブルマァク スタンダードサイズ ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣dape_man