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辰巳出版 タツミムック キャラDama キャラクター魂 VOL.05
平成12年1月10日発行 発行所 辰巳出版株式会社 平成12年(2000年)に辰巳出版より刊行された「タツミムック キャラDama キャラクター魂 VOL.05」です。 『秘密戦隊ゴレンジャー』のアカレンジャーと『ジャッカー電撃隊』のスペードエースが表紙の「VOL.05」では、「ヒーロー革命 戦隊というスタイルの誕生」と題した特集記事をメインに据え、のちの “スーパー戦隊シリーズ”に大きな影響を与えた『秘密戦隊ゴレンジャー』と『ジャッカー電撃隊』という2つの石ノ森集団ヒーロー作品を、アカレンジャー役の誠直也氏やアオレンジャー&ビッグワン役の宮内洋氏のインタビューなども交えて解説しています。 他に「風雲ライオン丸」「アイアンキング」「UFOロボ グレンダイザー」「横溝正史シリーズ」などが取り上げられています。個人的には「横溝正史シリーズ」の特集が良かったですね。今でこそ市川崑&石坂浩二の映画シリーズに並ぶ横溝正史映像作品の代表作的な位置付けにありますが、記事にもあるように再放送の機会に恵まれず、確かに'90年代半ばぐらいまでは“幻の名作”でした。'90年代の終わりぐらいにCSで再放送が始まり、私も本放映以来20数年ぶりに観ることが出来ましたが、感激しましたね。石坂浩二の金田一耕助とはまたひと味違う、人懐っこい古谷一行の金田一耕助。確かに「コレがボクらの金田一耕助だ!」なんですよね~ 以上「タツミムック キャラクター魂」全5冊。2000年3月初旬に「VOL.06」の発売予定、との告知もありましたが、結局発売されることはありませんでした。取り上げられている対象がアニメ・特撮・漫画以外に時代劇・ヤクザ映画・テレビドラマと多岐に亘っていて、私好みの面白いムック本でしたが、やっぱり難しかったようですね... #辰巳出版 #タツミムック #ムック本 #ロボットアニメ #特撮 #怪獣
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辰巳出版 タツミムック キャラDama キャラクター魂 VOL.04
平成11年10月25日発行 発行所 辰巳出版株式会社 平成11年(1999年)に辰巳出版より刊行された「タツミムック キャラDama キャラクター魂 VOL.04」です。 今号より略称の「キャラDama」が表紙を彩るようになった「VOL.04」では、この年、『ゴジラvsデストロイア』から4年ぶりの復活となった『ゴジラ2000 ミレニアム』の特集記事をメインに据え、昭和と平成のゴジラシリーズや「東宝チャンピオンまつり」でかかったゴジラ映画を解説しています。いわゆる “ミレニアムシリーズ”の第1作目となった『ゴジラ2000 ミレニアム』。「ゴジラ死す」を大々的に謳った『vsデストロイア』から4年、この間に怪獣映画では平成ガメラ三部作や悪名高きエメリッヒ版『ゴジラ』があったりして、満を持しての本家東宝ゴジラ復活となった訳ですが、怪獣造形・特撮・ストーリー、どれも微妙な出来に思えました。以前の平成vsシリーズもそれほど好きではなかったのですが、個人的にはあれよりもつまらなくなっていると感じましたね... 他に「仮面ライダー」「イナズマン」「走れ!ケー100」「荒木伸吾」などが取り上げられいます。 #辰巳出版 #タツミムック #ムック本 #ロボットアニメ #特撮 #怪獣
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辰巳出版 タツミムック キャラクター魂 VOL.01
平成11年1月15日発行 発行所 辰巳出版株式会社 平成11年(1999年)に辰巳出版より刊行された「タツミムック キャラクター魂 VOL.01」です。 一見しただけではどんな内容の本なのかさっぱり判りませんが、表紙のタイトルの上に「超人気キャラ怒濤の究極解体新書!!」と謳われているように、映画やテレビなどのコンテンツに登場したキャラクターに焦点を当てたムック本で、取り上げられているキャラクターのジャンルはアニメ・特撮・漫画から時代劇・ヤクザ映画まで多岐に亘っています。 雑誌でいうところの創刊号にあたるこの「VOL.01」では、「合体ロボット神話 ーゲッターロボとその末裔たちー」と題した特集記事をメインに据え、『ゲッターロボ』から始まる合体モノのロボットアニメの進化の系譜を解説しています。 他に「マシーンブラスター」「峰不二子」「平成ガメラ」「人造人間キカイダー」などが取り上げられており、まさに“何でもあり”なムック本です。フィギュア・玩具情報誌的な性格も持っており、フィギュア・玩具の発売情報やメーカー・ショップの広告なども掲載されていました。個人的には裏表紙の『マタンゴ』『大怪獣バラン』のレーザーディスク発売の広告に感慨深いものがあります。もうほぼレーザーディスク末期の頃ですね。 #辰巳出版 #タツミムック #ムック本 #ロボットアニメ #特撮 #怪獣
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辰巳出版 タツミムック 検証・70年代アニメーション オレはグレートマジンガー
2000年5月20日 第1刷発行 発行所/辰巳出版株式会社 平成12年(2000年)に辰巳出版から刊行された「タツミムック 検証・70年代アニメーション オレはグレートマジンガー」です。 伝説的な主役交代劇として語り草になっている映画『マジンガーZ対暗黒大将軍』(昭和49年7月公開)及び『マジンガーZ』テレビシリーズ最終回、そして、子供向けテレビ雑誌を巻き込んだメディアミックスでの露出などで鮮烈なデビューを果たしながらも、本放送終了以降は搭乗型巨大ロボットアニメのエポックメイキングな存在であるマジンガーZと、海外で人気が爆発したグレンダイザーとの間で、何となく影が薄くなってしまった感じがあるグレートマジンガー。“マジンガーシリーズ3部作”と言われながらも唯一、グレートマジンガーだけアニメムック本の草分け、ロマンアルバムで発売されなかったこともそのイメージに拍車をかけていたりもしますが、そんな『グレートマジンガー』の、初といってもいいマニア向け単独本です。 画像少なめで、読み物中心ですが、やはり長年、不遇な扱いを受けてきた第二期ウルトラシリーズを扱った「検証・第2次ウルトラブーム」シリーズで、第二期ウルトラシリーズ再評価の端緒となったタツミムックの本だけに、様々な角度から『グレートマジンガー』を考察した内容は読み応え充分。鮮烈な主役交代劇を体感しながらも、その後の影の薄さにどこか釈然としないものを感じていた、『グレートマジンガー』リアルタイム世代の溜飲を下げてくれる一冊です。 #グレートマジンガー #永井豪 #ダイナミックプロ #辰巳出版 #東映動画
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辰巳出版 タツミムック 検証・第2次ウルトラブーム 心にウルトラマンレオ
2001年1月30日 第1刷発行 発行所/辰巳出版株式会社 タツミムックの「検証・第2次ウルトラブーム」シリーズ第4弾「心にウルトラマンレオ」です。 非M78星雲出身で、光線技ではなく格闘戦を得意とするなど、『ウルトラマンレオ』も多くの新機軸を盛り込んだ番組でしたが、過酷な特訓のイメージがあまりにも強烈だったせいか、とにかく“暗い”というイメージが強かったウルトラマンですね。最近ではメビウスやゼロの師匠格というポジションでだいぶレオのイメージも変わりましたが、そのきっかけとなったのは、やはりこの本による再評価も大きかったのではないか、と個人的には思っております。 #辰巳出版 #ウルトラマンレオ #円谷プロ #怪獣
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辰巳出版 タツミムック 検証・第2次ウルトラブーム 僕らのウルトラマンA
2000年7月10日 第1刷発行 発行所/辰巳出版株式会社 タツミムックの「検証・第2次ウルトラブーム」シリーズ第3弾「僕らのウルトラマンA」です。 『ウルトラマンA(エース)』といえば、巨大ヒーローや変身ヒーローがほぼ毎日放映されていた“特撮ヒーロー番組戦国時代”において、男女合体変身や、レギュラーの敵(異次元人ヤプール)、怪獣よりも強い“超獣”の登場など、多くの新機軸を盛り込んだ意欲作でしたが、その試みの多くは必ずしも成功したとは言い難く、何となく中途半端なまま終わってしまったウルトラマン、という印象があります。しかし、個人的にはリアルタイムで視聴したことをハッキリと記憶している最初のウルトラマンということもあって、実は一番思い入れがあるウルトラマンでもあります。ですから、このタツミムックの「検証・第2次ウルトラブーム」シリーズで、Aが取り上げられたのは非常にうれしかったですね。ただ、この「検証・第2次ウルトラブーム」シリーズの前2作(「帰ってきた 帰ってきたウルトラマン」「タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ」)では当時の出演者やスタッフへのインタビューが過不足無く行われていたのに対し、今作では番組当初メインライターを務めていた市川森一氏、もう一人の主人公・南夕子役の星光子氏へのインタビューが無かったのが残念です。 #辰巳出版 #ウルトラマンA #ウルトラマンエース #円谷プロ #超獣 #怪獣
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辰巳出版 タツミムック 検証・第2次ウルトラブーム タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ
1999年10月20日 第1刷発行 発行所/辰巳出版株式会社 「帰ってきた 帰ってきたウルトラマン」に続く、タツミムックの「検証・第2次ウルトラブーム」シリーズ第2弾「タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ」です。 長年、不遇な扱いを受けてきた第2期ウルトラシリーズの中でも『帰ってきたウルトラマン』は“11月の傑作群”なんて言葉があるぐらい昔からそれなりに評価されたりもしていましたが、かの「ファンタスティックコレクションNo.10 空想特撮映像のすばらしき世界 ウルトラマンPARTⅡ」の中で一番ディスられていた『ウルトラマンタロウ』こそ、再検証・再評価が最も必要なタイトルではなかったでしょうか?そういった意味では、この本の出版により溜飲が下がった、というタロウ世代の方は多いと思います。 #辰巳出版 #ウルトラマンタロウ #円谷プロ #怪獣
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辰巳出版 タツミムック 検証・第2次ウルトラブーム 帰ってきた 帰ってきたウルトラマン
1999年3月5日 第1刷発行 発行所/辰巳出版株式会社 長年、不遇な扱いを受けてきた第二期ウルトラシリーズの再検証・再評価を目的としたタツミムックの「検証・第2次ウルトラブーム」シリーズ。その第1弾が『帰ってきたウルトラマン』を取り上げた「帰ってきた 帰ってきたウルトラマン」でした。 第2期ウルトラシリーズの礎を築いた『帰ってきたウルトラマン』を様々な角度から考察した名著で、読み応えがあります。それまで、どちらかというと第1期ウルトラシリーズ世代の視点から語られがちだった『帰ってきたウルトラマン』ですが、リアルで幼児期に視聴した第2期ウルトラシリーズ世代自身による評論は実に新鮮でした。『帰ってきたウルトラマン』愛に溢れる一冊です。 #辰巳出版 #帰ってきたウルトラマン #円谷プロ #怪獣
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