小学館 てれびくんデラックス愛蔵版 ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス ジャッカル軍団大逆襲!!

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2009年6月3日 初版第1刷発行
発行所/小学館

平成21年(2009年)に小学館より刊行された「てれびくんデラックス愛蔵版 ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス ジャッカル軍団大逆襲!!」です。
平成19年(2007年)に「てれびくん」誌上において、『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦 戦え!ウルトラ兄弟』で本格的にウルトラ漫画に復帰した、内山まもる先生のシリーズ第2弾で、「てれびくん」2008年3月号から2009年3月号にかけて連載された分を単行本にまとめたものです。
前作『超銀河大戦 戦え!ウルトラ兄弟』がメロス復活というサプライズこそあったものの、正直なところ、個人的にはやや物足りなく感じた部分があったので、「やはり現在の円谷プロの“縛り”の中では内山まもるの良さは発揮できないのかな...」と思ったのですが、ところがどっこい、連載2年目に入り、内山先生は『ウルトラマンメビウス外伝』という枠の中でとんでもない暴走を始めました。
メロスの宿敵・ジャッカル大魔王の復活(実はかつてのジャッカル四天王の一人が二代目を襲名)、宇宙警備隊アンドロメダ星雲支部代表・ゾルビーの再登場、30年ぶりに明らかになったファイタス(メロスの弟)の素顔、そして、オリジナルキャラクターの女ウルトラ戦士・アウラの意外な出自(彼女の父親は初代ジャッカル軍団との戦いで、メロスを庇って戦死したウルトラ28人衆の中の一人だった!)...
そう、この物語は『ウルトラマンメビウス外伝』の体裁を借りてはいますが、まぎれもなく『ザ・ウルトラマン』の続編になっているんですね。しかも、昭和の時代と違っていろいろと制約がある中で、良い意味でケレン味に溢れる内山節が堪能出来るのが何よりもうれしい。かつて『ザ・ウルトラマン』に心躍らせた世代にこそ読んでほしい平成の内山ウルトラ漫画です。

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