ブルマァク ブラックキング スタンダードサイズ 当時物

0

地球侵略を狙うナックル星人が対新マン用に飼育・訓練した怪獣、ブラックキング。
いかにも“悪そう”な黒いボディに、太く湾曲したゴールドの一本角。そして、スペシウム光線もウルトラブレスレッドも受けつけない頑強な肉体。新マンを徹底的に追い詰める最強の悪役怪獣のイメージがたっぷりと盛り込まれた怪獣で、『帰ってきたウルトラマン』のみならず、ウルトラシリーズ全体を通じても屈指の強豪に数えられる一体です。
蛇腹状のボディが示すように、『ウルトラマン』の人気怪獣、レッドキングの流れを汲む正統派フォルムの怪獣ですが(当時の書籍類などでは、ブラックキングはレッドキングの兄、という裏設定もありました)、背中の装甲から生えたトゲトゲや、手足のスタッズのようなボツボツなど、黒い体色と相俟ってどことなく“ヘビーメタル”的なイメージを想起させるビジュアルには独特の雰囲気がありますね。

そんなブラックキングの、ブルマァク当時物のソフビ。
黄金期に入ったブルマァク造形が生み出した傑作の一つで、劇中設定を思い切り無視したカラーリングはともかく(“ブラック”キングなのに黄色成型とはこれいかに?笑)、ブラックキングの強固な装甲の質感が上手く表現されているリアル志向の造形は素晴らしいの一言。それでいて怪獣玩具に必要な愛嬌もちゃんと持ち合わせており、その辺りのさじ加減が本当に抜群だと思います。当時の理想的な怪獣人形ではないでしょうか。

#帰ってきたウルトラマン #ブルマァク #円谷プロ #怪獣 #ソフビ

Default