ブルマァク ノア スタンダードサイズ 当時物

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妖しい笛の音の催眠術で人間を操る謎の女インベーダー(女インベーダーが吹いている陰鬱な曲は、『帰ってきたウルトラマン』の「暗黒怪獣星を吐け!」や「怪獣使いと少年」などでも使用されていましたね)が巨大化、変身したロボット怪獣ノア。
頭部のU字型パイプ状の発射孔から小型ミサイル、両腕からミラーマンの動きを封じ込めたリング状の光線、そして眼からはビーム光線を発射するなど、多彩な攻撃と、ミラーナイフを受け付けない防御力。
いかにもロボット怪獣らしい能力でミラーマンと渡り合うノアは、初期ミラーマン怪獣たち特有のスタイリッシュで斬新な感覚を湛えつつも、バラエティ豊かな怪獣路線に移行していくことになる第二クール以降の番組の変化を予感させる部分も併せ持っている・・・、そんな印象の怪獣でした。

さて、ブルマァクのノア。
ブルマァクのミラーマン怪獣シリーズは、名匠の手によるキティファイヤーやビッグ5などブルマァク黄金期を代表する傑作ソフビが揃っていることで知られていますが、その名匠のローテーションから外れてしまったノアはザイラスと共に一段劣る造形のソフビとして評価されることが多いです。表情なんかはとても良い感じに雰囲気を捉えているのですが、この原型師さんの癖なのか、寸詰まりのフォルムが全体の印象を悪くしていると思います。
ただ、そういうマイナス要素があっても、当時のソフビならではの“味わい”、これにはやっぱり捨て難い魅力がありますね。

#ミラーマン #ブルマァク #円谷プロ #ソフビ #怪獣

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