ブルマァク キティファイヤー スタンダードサイズ 当時物

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硬質な侵略テーマSFの傑作としても、見どころの多い第1クールの『ミラーマン』。
中でも第2話「侵略者は隣にいる」は、ゲストヒロインの住むマンションの住人が密かにインベーダーたちとすり替わっていたという、海外SFドラマ『インベーダー』を髣髴させる“静かなる侵略”シチュエーションで、ウルトラシリーズとは一味違うダークでアダルトな初期『ミラーマン』のイメージを決定付けたエピソードです。このエピソードにおいて、ミラーマンに追い詰められた女インベーダーが炎に包まれながら変身したのが火炎怪獣キティファイヤー。燃え盛る炎のイメージを怪獣に落とし込んだデザインが見事な、番組を代表する名獣です。

そんなキティファイヤーの、ブルマァク当時物のソフビ。
アイアンと同じくブルマァクの名匠の手によるものと思われますが、視線を下向きに、仁王像の如くこちらを見下ろしているアレンジが素晴らしい。背面までしっかりと作り込まれ、子供向けのソフビ怪獣とは思えない圧巻の造形美です。何となくですが、かの名匠は、このキティファイヤーを神仏像に近い感覚で作り上げたような気がします。隅々にまで作り手の情念が漲っている造型は、さながら仏師の仕事のようです。

#ミラーマン #ブルマァク #円谷プロ #ソフビ #怪獣

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    mocopapa

    2017/12/31

    キティーファイヤーとアイアン両者は、後ろに金屏風を置くと映える感じですよね♪この怪獣、ミラーナイフを受けて絶命する瞬間のピョン!と飛び上がる動きが好きです。

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      dape_man

      2017/12/31

      キティファイヤーのやられっぷりは結構コミカルですよね。ゴールドサタン2代目の、シルバークロスを喰らってくるくる回りながら倒れるところなんかもケレン味たっぷりで印象的でした。

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