ブルマァク アイアン スタンダードサイズ 当時物

1

警官隊に追い詰められた黒いスーツに黒いサングラスの怪しい男が、仲間の宇宙船からの怪光線を浴びて変身したインベーダーの侵略怪獣第一号、鋼鉄竜アイアン。
全身黄金色で、まるで南伝仏教圏の寺院にある仏像のようなイメージかと思えば、闇夜の中で頭部の赤い発光器官が点滅する様は深海の発光生物のよう。
また、「鋼鉄」なのに妙に柔らかそうな感じだし、「竜」なのに能面のような顔つきをしているし、何とも捉えどころのない、独特な生物感を持つ怪獣でしたね。

そんなアイアンの、ブルマァク当時物のソフビ。
斬新かつ特異なフォルムのインベーダー怪獣を、ブルマァクの名匠が見事に具現化した、黄金期の傑作の一つです。
通常は山吹色の成型色ですが、これは肌色成型を黄色で包んだタイプです。それゆえ発色が実に綺麗。

#ミラーマン #ブルマァク #円谷プロ #ソフビ #怪獣

Default
  • File

    mocopapa

    2017/12/28

    塗装部分の薄いところで出る成型色とのグラデーションが、包み塗装の魅力でもありますね。ワンクール目のミラーマン怪獣はどの造形も神々しく好きです。。

    返信する
    • B6cf967ebcafa336fe0b5e970ad6d9c2

      dape_man

      2017/12/30

      デザイナーの米谷佳晃さんの本を読むと、それまでにないタイプの怪獣デザインだったアイアン・キティファイヤーの2体でかなり精根尽き果てた状態になったらしいですね。3話・4話が他のデザイナーの怪獣になったのはそういう事情もあったとか。クリエイティブの面でも、初期路線の継続は難しかったんでしょうね。

      返信する