ブルマァク ガラン スタンダードサイズ 当時物

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異次元人ヤプールが古生代デボン紀の「生きた魚類の化石」から造り出した超獣、ガラン。
怪優・清水紘治演じる怪奇漫画家・久里虫太郎が起こす、映画『コレクター』真っ青の“監禁”ストーリーの中にあってはやや影が薄い気もしますが、古代魚の超獣らしい生物感と鼻部のドリル状の角に見られる兵器的な要素を上手く両立させた、なかなか格好良いデザインの超獣です。
バキシム同様、「空を割って」現れる超獣でしたが、ガランはそれに加えて「消しゴムで消したように消えていく」という描写が秀逸でした。ヤプールに魂を売り渡した久里虫太郎の精神とシンクロした超獣である、という設定を上手く生かした名場面といえます。(逆にガランがエースのタイマーショットで右腕を吹っ飛ばされると、久里が右腕の痛みで悶絶する、というのも良かったです)

ブルマァクのガラン。
ギョロリとした目と生々しい口元、肉鰭類の魚類の面影を残した大きな腕・・・、特徴を良く捉えた、ボリュームたっぷりの迫力ある造形でこの超獣の格好良さを再認識させてくれるソフビです。
成型色は黄色、その上にメタリックブルーや赤が施されたサイケデリックな色彩。劇中カラーを全く無視した配色ではありますが、毒々しく、ケバケバしい超獣の本質を突いているようでもあり、これはこれでガランに良く似合っていると思います。

#ウルトラマンA #ウルトラマンエース #ブルマァク #円谷プロ #ソフビ

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