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Aubercy suede sidegore boots オーベルシー スエード サイドゴアブーツ
オーベルシー スエード サイドゴアブーツです。 現在のラインナップにはマットと呼ばれるサイドゴアブーツはありますが、こちらはマットよりも筒幅が狭い、バイリクエスト、オートコルドネリーラインです。縫製はブレイク製法=マッケイ製法です。マッケイ製法ですが、縫い糸を見せないヒドゥンチェネルソールになっています。マッケイのヒドゥンチャネルソールはグッドイヤーウエルトのヒドゥンチャンネルソールよりも難しいです。 マッケイはウエルトがなく、中底とアウトソール直接縫い付ける製法で溝起こしの幅がグッドイヤーウエルトよりも長く、さらにグッドイヤーよりも底厚が無いため、集中力と技術が必要です。 ソールはゆるやかなフィドルバックになっています。こちも薄いソールの皮の中に詰め物を入れなければならないのでアウトソールの隆起する分、幅を計算しなければならないのでこちらも技術的なテクニックを必要とします。側面にはアスタリスクが刻印されています。マッケイ製法ながら大変手の込んだ仕様です。 アッパーに目をやると普通のスエードアッパーに見えますが、厚みがない、カーフスエードをつかっています。通常チャッカブーツでは内側の1箇所で一度縫いあわせ、3−4枚の革を使う効率的な革のカッティングをしますが、こちらは1枚革、つまりホールカットです。サイドゴアのゴムの部分をくり抜いています。高級な革を贅沢に使った仕様です。内側もアッパーに使えるレベルの革を使っていて更にホールカットになっています。こちらもかなり高級な仕様。ラストはセミスクエアトゥでゆるやかなチゼル。イギリスよりも洗練されていて、イタリアものよりは華美でないオーベルシーらしいものです。 #aubercy #sidegore #boots #france #オーベルシー #サイドゴアブーツ #スエード #suede
革靴 オーベルシー AUBERCYながぬまようすけ
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AUBERCY PARIS オーベルシー サイドゴアシューズ
オーベルシーは1935年、有名なパリ証券取引所近くのヴィヴィアン通り34番地でアンドレとルネ・オーベルシーによって設立。二人は生涯を伝統的な靴作りに捧げ、最初は家内制手工業的な手作りの靴つくりに従事していましたが、アルトゥーロ・ロペス・ウィルショーの助けと友情により、ヨーロッパで最も有名なブーツメーカーに会い、ユニークなオーベルシースタイルが生まれました。英国の靴の頑丈さ、イタリアの影響力の知的な工芸品を組み合わせながら、文化、大胆さ、フランススタイルの芸術的感性を加えています。 2代目のオデットとフィリップ・オーベルシーに続き、息子のザビエルが3代目。プレタポルテのほか、オーダーメイド、修理を受け持つ工房もあり、顧客の要望と夢を実現できる店舗(本店)となっている。 大手コングロマリットに吸収されているイタリア・フランス・イギリスの高級ブランドにあって、パリ最後の独立したメゾンとして、オーベルシーはフランス企業の伝統と産業のノウハウの優秀さを報いるために設置された「Entreprise du Patrimoine Vivant」の認証を受けました。 フランス3大シューメイカー(ベルルッティ、コルテ、そしてオーベルシー)の中では最もオーセンティックな物作りをしているオーベルシー。こちらはまだ垢抜けなかった90年代頃とものと思われます。イタリアほど派手さはなく、かと言ってイギリス的なスタイルでもない中庸なフランス靴です。グッドイヤーウエルトにはない軽やかなな履き心地。 サイドゴアシューズはローファーなどのスリッポンよりは格式があり、脱ぎ履きの多い日本人サラリーマンにちょうど良いと思います。紐なしでローファーよりもクラス感を感じれる1足です。 #AUBERCY #sidegore #shoes #革靴 #フランス靴 #シューズ #サイドゴア #オーベルシー #プレタポルテ
革靴 フランス3大シューメイカー AUBERCYながぬまようすけ