GIL MELLE / Patterns In Jazz

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1956年、ブルーノート1517番。ギル・メレは画家でもあり、幾つかのジャケ絵も手がけています。聴き始め、とても1500番台に聞こえません。ウエストコーストっぽいのです。アンサンブル重視。またこのアルバムのキーの一つが、ギルの流れるバリトンサックスに寄り添うジョー・シンデレラのギター。さらっと流してるようで、かなり計算された音作りに注目です。ギルさんは映像作品の音楽も担当しています。ここの住人に馴染みがありそうな作品なら「600万ドルの男」でしょうか。
アルフレッド・ライオンにルディ・ヴァン・ゲルダーを紹介したのは、このギル・メレさんです。1950年代の初頭、音楽の歴史が、また、1ページ。

"Weird Valley"
https://www.youtube.com/watch?v=nSBfTXrerec

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