3776m

初版 2020/09/21 23:49

改訂 2020/10/07 09:11

言わずと知れた、富士山の標高です。


これを冠した万年筆があります。

プラチナ「#3776」


1978年の発売以来ロングセラーを続けているこの万年筆、2011年に「#3776センチュリー」となりリニューアルデビューしました。

https://www.platinum-pen.co.jp/fountainpen_century_new.html

プラチナ万年筆/Century

https://www.platinum-pen.co.jp/fountainpen_century_new.html


初めて書いた時は本当に衝撃的でした。

滑らかで軽く、フニャフニャしない(寧ろ硬い)のに

留めと払いを操れる素晴らしい書き味。

しかも諭吉さんでお釣りが来る。

堪らん書き味の万年筆は他にも沢山ある(モンブランのウィングニブとか)のですが、どうしても手放せない1本なのです。

先日あな青大先生に調整していただき、更に書きやすくなりました。

気持ち悪いくらい気持ちいい書き味✨✒️



日本語は使用する文字の多様性に富んだ言語だと思います。

漢字にはじまり、ひらがな・カタカナ、そしてアルファベットも自然に混ぜて使う。数字さえも漢数字、アラビア数字、ローマ数字が飛び交う。


それに対峙する国産(ドメスティック)万年筆。

現在はプラチナ・パイロット・セーラーが三大国産メーカーですが、そのどれもが独自の異なった切り口でこの複雑な文字文化に対応していてるのが非常に興味深く、多くの楽しみを与えてくれています。

このプラチナの#3776センチュリー、パイロットのカスタムシリーズ、セーラーのプロフィット。

試筆してしっくりくるものを選べば、一生モノの出会いが諭吉さん前後で得られるドメ萬の世界。

お一つ如何でしょうか?




#紹介

#参考

#私の手も割と青い

#ドメ萬放浪記

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ace

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  • 玄人好み、では無く三合目辺りから頂上に至るまで遍く納得させる実力のペンでしょうか。
     私も比較的早い段階で出会い歓喜し、どんなに深みに嵌ってしまっても何時の段階の手にもその都度新しく歓喜の声を上げさせてしまう実力を内包しています。長年にわたり改良とバリエーションを生み出し、貴方の手を青に染める一本が必ず見つかるでしょう。

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    • File

      ace

      2020/10/07

      ありがとうございます😊
      "三合目辺りから頂上に至る"は正にです‼️👍

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