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マルサン ウルトラマン スタンダードサイズ 2期
<解説> 1966年、マルサン商店より発売されたウルトラマンのソフビ。 当時の価格は350円。大きさは約22センチ。 発売当初は耳の形が劇中と違うものだったが、すぐに改修された。 ここで紹介するのは、改修後のいわゆる『2期』と呼ばれるもの。 <個人的な思い出など> 仕方ないことですが、経年によりグレーの部分が茶色く焼けてしまっている個体が多いです。おまけに、現存数もそれほど多くないのか、状態のいいものを手に入れるまでに大分時間がかかってしまいました。。。 ブルマァク版もあるのですが、やはり初出のマルサンにこだわりました。 手になじむサイズとソフビの手触り、可愛らしくも凛々しさを感じさせる造形が素晴らしいソフビです!
マルサン 2017年5月ちしお
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ブルマァク ウルトラマンタロウ 大サイズ
<解説> 1973年、ブルマァクより発売されたウルトラマンタロウのソフビ。 当時の価格は450円で、大きさは約30センチ。 長身でスマートなタロウを上手く表現している。 足の裏の名前が「ウルトラマンタロー」になっており、時代のおおらかさを感じさせる。 余談だが、ウルトラマンタロウ第35話『必殺!タロウ怒りの一撃!』では、最後のシーンに女の子へのプレゼントとしてこの人形が登場する。 <個人的な思い出など> 私の中では、タロウと言えばこれ!というくらいお気に入りのソフビです。 とあるフィギュア系雑誌でこの存在を知ってから、そのカッコよさに一目惚れしてしまいました。復刻も持っていたのですが、やはりオリジナルには敵いませんね…。
ブルマァク 2004年ちしお
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ブルマァク 帰ってきたウルトラマン MAT隊員 大サイズ
<解説> 1971年、帰ってきたウルトラマン放映時にブルマァクより発売。 大きさは約30センチ。当時の価格は450円(?) ヘルメットの着脱が可能。当時のマスク着脱ソフビの大多数が、特定のモデルの無い七三分けの成人男性であるのに対し、郷秀樹(演:団次郎氏)に非常によく似ている。もちろん胴体も、氏の日本人離れしたスタイルの良さを再現しているのは言うまでもない。 なお、ボディの色が茶色いものや、ヘルメットのバイザーの形状が違うなど、生産時期によって多少のバージョン違いがあるようだ。 <個人的な思い出など> 何よりもまず、郷秀樹そっくりです!団次郎(現:時朗)氏、今でも通用するイケメン(当時の言葉で言うとハンサムか?)だと思います。 このソフビもすごく欲しくて、長いこと探していました。そんなに珍しいものではないようですが、現存するものはヘルメットのバイザーが欠品しているものがほとんどで…。金額的にちょっと無理しました(^^;)
ブルマァク 2015年ちしお
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ポピー マジンガーZ ミニソフビ
<解説> 1972年、ポピーより発売されたマジンガーZのミニソフビ。 大きさは約15センチ。当時価格100円(?) マジンガーZと言えばジャンボマシンダーや超合金が有名であるが、それらは前代未聞の玩具であったため開発に時間がかかり、発売は後になってからだった。そのため、放送開始からしばらくはこのようなソフビ人形がメイン玩具であったと思われる。 こちらは最も早く発売された商品らしく、左右で長さが違う足などから、開発・生産が急ピッチで進められたことをうかがわせる。 とは言え、アニメ初期のマジンガーZをなかなか上手く再現しているところは評価したい。 <個人的な思い出など> これ、私にとって非常に思い出深いソフビになります。 小学4年生になる直前の春休み、家族で東京へ旅行に行った際、ショップへ行って初めて買ったヴィンテージトイなのです。 その頃マジンガーZにハマっていた私は、ホビージャパンの広告欄に載っていた箱付きのソフビに心惹かれ(旧バンダイ製:マジンガーZ、アフロダイA、兜甲児、弓さやかの4体セット)、その写真を掲載しているショップへ足を運んだのでした。 …が、すでに開店当初に売れてしまったとのこと。おまけに「君のお小遣いで買える値段じゃないなぁ~」と言われ、この世界の恐ろしさを知ったのです(笑)。 しかし、何が何でもマジンガーZのソフビが欲しい私は店中の棚を探し回り、ようやくこれを見つけたのでした(その他、仮面ライダーV3のミニソフビも買いました。こちらも追ってアップします)。 目当ての物でなかったとはいえ、あこがれていたマジンガーZの当時のおもちゃを手に入れることができ、本当に幸せな気分になりました。その日、ホテルでは興奮でなかなか寝付けなかったこともいい思い出ですw
ポピー 5000円 浅草のショップ(現在は閉店)ちしお
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ポピー 仮面ライダー ミニソフビセット ケース入り
<解説> 仮面ライダー放送時にポピーより発売された。当時の価格は不明。 仮面ライダーのミニソフビはかなりの種類が発売され、その販売形態も数種類ある。 これは、取っ手のついた透明な蓋のプラケースに、仮面ライダーと怪人3体がランダムに同梱されている。今回紹介するものは、サラセニアン、カマキリ男、コブラ男の3体。 また、ケースの台紙にはショッカーの秘密基地内部の図解が掲載されている。 『ケムシグロン』『ガエロック』『ヒトデライラ』など、劇中には出てこない初期設定段階の怪人名が記載されているのが興味深い。 <個人的な思い出など> 特筆すべきはやはり台紙でしょう。ちゃんと怪人たちには個室が用意されているんですね。ただ、ちゃんとクモの巣張ってる蜘蛛男の部屋以外はどこも一緒というか、各々の個性が感じられないのが残念です(笑) 『ケムシグロン』ってのは、ドクガンダー幼虫のことでしょうか?でも、一緒にドクガンダーも記載されてるんですよね。謎だ・・・。 ソフビの方ですが、特に色違いがあるとかそういうことはなく、単品販売のものと変わらないようです。
ポピー 2012年ちしお
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タカトク デビルマン ミニソフビ
<解説> 1972年、デビルマン放送時にタカトクより発売された。 当時定価は不明。大きさは約15センチ。 アニメ版のデビルマンをモデルとしているが、何ともゆるい造形が特徴。 しかしカラーリングは割と忠実で、造形がいまいちでも一目でデビルマンとわかるのはさすがライセンス品というべきか。 なお、デビルマンの正式な立体物は少なく、これ以外にはバンダイ製のスタンダードサイズソフビと、タカラ製の変身サイボーグくらいである。 <個人的な思い出など> これを入手して真っ先にやったのが『マジンガーZ対デビルマン』の再現です(画像4枚目)。やはりヒーローの共闘は燃えます! デビルマンはアニメよりも原作の方が印象深いですね。私が読んだ時にはこの手の作品は世に溢れかえっていたため、トラウマというほどのショックを受けたわけではないのですが、その後の人生にだいぶ影響を受けました。 もちろん、アニメも面白いと思いますよ。デーモンとしての使命を捨ててまで、惚れた女のためだけに戦う。そんなのカッコよすぎじゃないですか(笑)
タカトク 2016年1月ちしお
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中嶋製作所 科学忍者隊ガッチャマン 大鷲の健 ミニソフビ 箱付き
<解説> 国際科学技術庁の南部博士が結成した『科学忍者隊』が、世界征服をたくらむ悪の組織『ギャラクター』と戦う。 なお、『ガッチャマン』とは、科学忍者隊のリーダー(大鷲の健)に与えられる称号であり、チーム名ではない。 1972年、科学忍者隊ガッチャマン放送時に中嶋製作所より発売された。 大きさは約12センチ。当時定価不明(100円?) 当時の流行に則り、デフォルメの利いた造形となっている。 本編の健とは似ても似つかぬ表情であり、挙句白目の部分が水色で塗装されている。大らかな時代ゆえの色指定だろうが、少々気持ち悪いことは否めない。 マントは薄手のビニールで再現されており、雰囲気が出ている。 なお、可動部は首のみであり、腰は接着されて動かない。 <個人的な思い出など> 私の親世代(50代)なら、ほとんどの方が観てた、と口をそろえて言うほど知名度と人気の高いアニメ作品。 私の母も「日曜日に家族でデパートに買い物によく行ったんだけど、『ガッチャマン観たいから早く帰ろ~!』って言ってたのよね~」なんて思い出があるみたいでして。 ハードなストーリーと未来的なキャラ・メカデザインは、今見ても古臭さを感じさせません。 ちなみに私は、5,6年前に放送していたショートアニメ『おはよう忍者隊ガッチャマン』を観てハマったクチです(笑)。
中嶋製作所 2013年7月ちしお
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マルサン商店 ウルトラQ ゴメス 4期
<解説> 1966年、マルサン商店より発売された。 大きさは約22センチ。当時の定価350円。 現在まで続く怪獣ソフビの元祖ともいうべき存在。初期生産分(1期)は、ゴメス、ガラモン、ペギラ、ゴローが発売され、各600個ずつ生産されたといわれている。その後、生産が追いつかないほどの大ヒットとなり、生産時期によるバリエーション違いも生まれた。 こちらは水色成形色にブラウンのスプレーが吹かれた、いわゆる4期と呼ばれるもの。1期のゴメスは尻尾が別パーツになっており可動するが、2期以降は固定されて動かない。 <個人的な思い出など> ソフビ怪獣の元祖であるゴメスは、いつか手に入れたいと思っていました。 私は1期とか2期とかこだわる人間ではないので、もっとも入手しやすい4期を購入。かなり遊ばれた形跡があり、コンディションとしてはいい方ではありませんが、きっと持ち主の子供にたくさん遊んでもらったんでしょうね。そう考えると、塗装の禿げや傷も微笑ましく思えるのです。
マルサン 2015年秋ちしお
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タケミ 風雲ライオン丸 ミニソフビ
<解説> 1973年、風雲ライオン丸放送時にタケミより発売された。 大きさは約14センチ、当時の定価150円。 大ヒットとなった「快傑ライオン丸」の後番組として制作されたが、前作ほどの人気を得られず半年で放送終了。商品化も少なく、ソフビはタケミからこのサイズが3種(ライオン丸、アグダー、地虫忍者)が発売されただけに留まった。 ミニサイズではあるが、細かいところまでよく再現されている。惜しむらくは、特徴的なマントが省略されている点だろう。 <個人的な思い出など> 私、大好きなんですよ、風雲ライオン丸。 快傑ももちろん面白いと思うのですが、子供番組とは思えないほど重くて救いのないストーリーとか、戦国時代とウエスタンの入り混じった不思議な世界観とか、哀愁を感じる主題歌・挿入歌…。もう全部好きです! ちなみにこのソフビ、当時付き合っていた彼女(今の妻)からの誕生日プレゼントだったりします。ただでさえ理解を得辛い趣味だというのに、ほんとにいい人と出会えたものです(笑)。
タケミ 2014年5月ちしお
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ブルマァク ブルペット ウルトラマンタロウオートバイ
<解説> 1973年、ウルトラマンタロウ放送時にブルマァクより発売された。 当時の定価は750円。 ブルペットとは、ダイキャストを使用して作られた飛行機や車などの乗り物玩具のシリーズであり、ポピーで言うところのポピニカである。 当時、仮面ライダーの人気に便乗するかのように、本来バイクに乗らないはずのヒーローでも、乗り物と組み合わせた玩具が多数発売されていた。 これもそのひとつであり、ウルトラマンタロウがバイク(ナナハンだろうか)に乗っているのが特徴。 全体的にポピニカより小さく、モールドも甘い傾向にある。 箱は黒を基調としたデザインとなっており、ダイキャスト製品としての高級感が感じられる。 <個人的な思い出など> コレクションを始めて20年ほどになりますが、実はつい最近まで1度も観たことが無かったんですよね、これ。当時のブルマァクのカタログに載っているので存在は知っていたのですが、縁が無かったのか、ずっと出会うことができなくて…。初めて手にしたときはちょっと興奮気味でした。 高いか安いかはともかく、めずらしいかそうでないかで言えば、断然めずらしいアイテムだと思います! 本体自体は、単にタロウがバイクに乗っているという、いかにも昭和チックな玩具であります。 箱底面に記載されたバイクの説明がこれまた面白い。ZATが製作したことになっており、かなりハイスペックなマシンなのですが、そもそもタロウ自身ハイスペックなので、乗る必要あるのかな、と思ったり。。。 いや、昭和のおもちゃにそんな突っ込みは野暮ってもんですね(笑)
ブルマァク 2016年10月ちしお
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ブルマァク ヘドラ スタンダードサイズ
<解説> 1971年、『ゴジラ対ヘドラ』公開時に発売された。 当時の定価は350円。 ボリュームのある造形と、実物とはかけ離れた派手な彩色が特徴。 この他にも、成形色がピンク色のバージョンもある。 <個人的な思い出など> 中学の時、社会の授業でビデオを見せられたのですが、その中に『ゴジラ対ヘドラ』の映像がありました。生々しい公害の様子や、ひたすら「返せ」と連呼する主題歌、魚マスク(笑)など、とにかく印象的な作品です。今では一番好きなゴジラ映画だったりするんですけども(笑) さて、造形は適度なデフォルメをしつつも、実物のイメージをよくとらえています。 それ以上に特筆すべきは、劇中ではグレーっぽいヘドラを、黄色の成形色にするというぶっ飛んだセンス。 でも、それによって身体に悪そうというか、毒性の強そうな雰囲気は十分出ているかと。カドミウムイエローって言いますし^^;
ブルマァク 2012年10月ちしお
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ポピー サンダーマスク ミニソフビ
<解説> サンダーマスク放送時にポピーより発売。 大きさ約14センチ。 頭がかなり大きめに作られているが、その分マスクの再現度はなかなかのもの。 <個人的な思い出など> 権利上の問題で、ソフト化や再放送ができない悲劇のヒーロー。 セブン12話や怪奇24話のように、何かやらかして封印になったわけではないのだから、早くDVD出してあげて欲しいです。 最終決戦でせっかく秘密武器を出したのに 「サンダーザイマーー!・・・あ、駄目だ!!」 と、エネルギー切れで使えなかったところに悲しみと笑いが止まりませんでした。
ポピー 2016年1月ちしお
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ロッテ レインボーマン ミニソフビ
<解説> 川内康範原作の特撮ヒーロー。 主人公ヤマトタケシが、インドの山奥に住むダイバダッタの修行を受けレインボーマンとなり、日本滅亡を企む死ね死ね団と戦う。 このソフビだが、ポピーやバンダイなどのおもちゃメーカー名は入っておらず、「ロッテ」と刻印されている。当時、ロッテからお菓子が発売されていたようなので、そのノベルティあるいは懸賞品だったのかもしれない。 情報をお持ちの方は、ぜひ詳細をお教え願いたい。 <個人的な思い出など> 当時の悪の組織といえば、1にも2にも「世界征服」というのが当たり前の風潮の中、死ね死ね団の目的は「日本滅亡」。しかもその動機は、第2次大戦中に日本軍に家族を殺され、自身も虐待を受けたことへの「復讐」。 宇宙猿人ゴリもそうですが、悪役にもちゃんとバックボーンというか、侵略行為を行う明確な過去や動機がある作品って、やっぱり面白いです。 もちろんヤマトタケシだって、日本を救う以外にも「自分のせいで歩けなくなった妹の足を治す」というまた別の使命があるわけです。 こうした設定の練りこみが、他とは違った深みをもたらしたんでしょうね…。
ロッテ 2016年春ちしお
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ブルマァク ウルトラマンA 変身セット
<解説> ウルトラマンA・北斗星司・南夕子のミニソフビのセット。 台紙の後ろには、ミニソフビのカタログが封入されている。 <個人的な思い出など> 実は大学時代、ア○ドルマスターに情熱を燃やしており、ヴィンテージトイ収集から離れていた時期がありましたが、これを見つけたことでおもちゃの道に舞い戻ったという過去があります。 特筆すべきは、南夕子のソフビ。正直、もうちょっとどうにかならなかったのかと(笑)。夕子といえばおかっぱ(夕子カットというらしい)なのに、そこらへんのおばちゃんのようなもっさりした真ん中分け、横につぶれた顔、真っ平らな胸(おい)。スタンダードの夕子は実物以上に美人だというのに…。 各々のソフビはそれほど珍しくないかもですが、この「変身セット」というパッケージは、あまり見かけない気がします。
ブルマァク 2011年12月ちしお
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マスダヤ スペクトルマン トーキング
<解説> 1971年、スペクトルマン放送当時にマスダヤより発売。 大きさは約40センチ。背中の紐を引くと 「スペクトルマン、変身 セヨ」 「あ、怪獣だ! ギャオー!」 「あ、空を飛んでる!スペクトルマンだ!」 「直チニ 変身 セヨ… 了解!」 の4種類の音声をランダムでしゃべる。 <個人的な思い出など> スペクトルマンの人形なのに、スペクトルマン本人の声がほとんど入ってないという謎仕様。 まさか全部自分で言ってるのか…? 90年代の終わりに復刻版が出ていますが、こちらは紛れもない当時のオリジナル。 同じ金型を使ってるのかな?と思ってたのですが、どうやら復刻版は新規造形のようです。一番わかりやすい違いとしては、足裏の版権表示が 当時物:(C)フジテレビ 復刻版:(C)うしおそうじ・ピープロ となってます。迷ったら足裏!
マスダヤ 2017年8月ちしお
