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徳間音工 1980年度番号順総目録
徳間音工 1980年度番号順総目録です。 発行日の記載はありませんが、1979年末頃とおもいます。 発行所は徳間音楽工業(株)です。 リスト・ページ数は 358 ですが、レコードとテープの全ジャンル が掲載されています。 画像2 分冊発行予定 かつては貼り込み用のシールで新譜対応していましたが、この時代は 分冊が定期的に発行されています。 画像3 目次ページ バーボン、ダン、ハーベスト・レーベルのページです。 画像4 ミノルフォン・シングル KA-1000シリーズは、歌謡曲系のメイン・シリーズでした。 旧作の焼き直しも結構含まれているようです。 画像5 ダン・レーベル・シングル サーカスのデビュー盤は、このレーベルでした。 南佳孝さんの作品ですね。 画像6 バーボン・レーベルLP セールス的に最も成功していたのは、柳ジョージ&レイニー・ウッド だったと思いますが、結構多彩な顔ぶれが揃っていたことが 判ります。 画像7 クラシックLP 発売当初のレーベル名は「クラヴィエール」でした。その後「エテルナ」 を経て「ドイツ・シャルプラッテン」となります。 東独のレーベルですが、個人的にスウィトナーさんの モーツァルト・シリーズは愛聴盤となっていました。 #アナログレコード #レコード資料 #ミュージック・テープ資料 #レコード総目録 #徳間音楽工業株式会社
音楽(レコード,ミュージック・テープ) 徳間音楽工業(株) 日本chirolin_band
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クラウンレコード 1980年版番号順総目録
クラウンレコード 1980年版番号順総目録です。 発行日は1979年12月10日、発行所はクラウンレコード(株)です。 リスト・ページ数は 406 、レコードに加え、ミュージック・テープも 収録されています。 洋楽はありません。 画像2~3 目次ページ 画像は省略しましたが、テープの目次がもう1ページあります。 画像4 歌謡曲シングル 会社発足当初の CW-1 シリーズがずっと継続しています。 画像5〜6 パナム・シリーズ・シングル PWシリーズは、1970年3月から発売された旧シリーズです。 既に大半がカタログ落ちしていますが、「神田川」などは しぶとく生き残っています。 ZPシリーズは新シリーズで、この時点ではこちらがメインになって います。 画像7 ニュー・ミュージックLP GW-4000シリーズは、この系統の最重要シリーズでした。 個々のアーティストとの契約条件(印税の率とか)は判りませんので、 利益ベースの話は出来ませんが、販売ベースでみる限り、 クラウンという会社にとっても、ドル箱シリーズだったことは 間違いないと思います。 画像8 かぐや姫フォー・エヴァー GWXは特別企画シリーズですが、この「かぐや姫フォー・エヴァー」は 1975年3月5日に発売されて以来、その後何年にも亘ってベスト・セラーを 続けました。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #ビクター・レコード
音楽(レコード,ミュージック・テープ) クラウンレコード(株) 日本chirolin_band
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RCA 1980年版番号順総目録
RCA1980年版番号順総目録です。 発行日は1980年2月1日、発行所はRVC(株)です。 リスト・ページ数は 676 、レコードだけでなくテープも 掲載されています。 画像2~3 目次ページ 画像2は洋楽のポピュラーとクラシック。 画像3は邦楽とその他の契約レーベルです。 カメラータは、1975年に設立された (株)カメラータ・トウキョウが録音・制作したレコードです。 日本の会社ですが、カール・ライスター等 訪日した海外アーティストの録音も行っていました。 目次としてはこの後にテープのページがあります(画像は省略)。 画像4 RVPシリーズ・LP 洋楽のメイン・リーズで、定価 ¥2,500 です。 デヴィッド・ボウイがずらりと並んでいますが、みな再発盤です。 「世界を売った男」は、フォノグラムから発売された時は 「この世を売った男」というタイトルでした。 画像5 RDCシリーズ ダイレクト・カッティングのシリーズです。 テープを介在させず、マイクで拾った音をそのままカッティングする という方式です。当然、録音後の編集はできません。 オーディオ志向の強いものです。 画像6 RVCシリーズ・LP クラシックのメイン・シリーズです。 冨田勲さんの「月の光」と「展覧会の絵」は再発盤ですが、 オリジナルの「月の光」(SRA-2947)は、 シンセ・アルバムとしての第1弾でした。 当初日本で発売を拒否されたため、アメリカで最初に発売されました。 日本のレコード会社にとって、名誉になる話ではありませんね。 画像7 RVS-1000シリーズ・シングル どちらかと言うと歌謡曲系のシリーズ。 西城秀樹さん、浅野ゆう子さん、クール・ファイブ等。 ジャッキー佐藤さんは、ビューティー・ペアの方で、解散後の ソロですね。レイジーや越美晴さんもこちらのグループですか。 画像8 RVS-500シリーズ・シングル どちらかと言うとニュー・ミュージック系のシリーズ。 桑名正博さん、シモンズ、惣領智子さん、大貫妙子さん、竹内まりやさん 山下達郎さん 等々。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #RCAレコード
音楽(レコード,ミュージック・テープ) RVC(株)(RCAレコード) 日本chirolin_band
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MCA番号順総目録 1970年度版
MCA番号順総目録 1970年度版です。 発行日:1970年4月1日 発行所:日本ビクター(株)音楽事業本部 MCAは、1970年にビクターに加わったレーベルで、 第1回新譜は同年4月25日に発売されました。 この総目録の発行日(4月1日)には、 まだ何も発売されていません。 従って目録とは言っても発行段階では、 シリーズ別のスケルトン・ページ(見出しと枠線のみ)が 用意されていただけです。 中身は、総て随時提供されるシール貼り対応となっていました。 画像3 レーベル紹介ページです。 馴染みのあるレーベルとして、 Decca(旧テイチク) Kapp(旧東芝) Coral(旧グラモフォン〜キング) などが含まれています。 日本発売は、すべて MCA レーベルで統一となっています。 画像4 目次ページです レコードの場合、シングル盤は D-1000 シリーズのみ、 LPも規格は MCA のみで、内容は番台で区分けされていました。 画像5〜7 リスト・ページ シングル盤のページでは、貼りミスによって D-1001 (スイート・キャロライン/ニール・ダイアモンド)が 覆い隠されてしまっています。 画像8 アーティスト紹介ページ #アナログレコード #レコード資料 #ミュージック・テープ資料 #レコード総目録 #テープ総目録 #MCAレコード(日本ビクター)
音楽(レコード,ミュージック・テープ) MCA(日本ビクター) 日本chirolin_band
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フィリップス番号順総目録 1974年度版
フィリップス番号順総目録 1974年度版です。 発行日:1973年10月20日 発行所:日本フォノグラム(株) カタログ・ページ数は520で、 全ジャンルとミュージック・テープも含まれています。 サイズがA5で、小型になっています。(通常はB5) 1970年6月に日本フォノグラムが設立されており (蘭PHILIPS,松下電器,日本ビクターの合弁会社) 日本ビクター本体からは独立しています。 画像4 目次ページです。 レコード クラシック,ポピュラー,邦楽,普及盤 テープ カセット,カートリッジ,オープン・リール 画像5〜7 リスト・ページ1 レコードのリスト・ページです。 ジャケット写真がカットされ、テキスト情報のみとなりました。 コスト削減ということなのでしょうか? 画像8 リスト・ページ2 テープのリスト・ページです。 #アナログレコード #レコード資料 #ミュージック・テープ資料 #レコード総目録 #テープ総目録 #フィリップスレコード(日本フォノグラム)
音楽(レコード,ミュージック・テープ) 日本フォノグラム 日本chirolin_band
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フィリップス番号順総目録 1970年度版
フィリップス番号順総目録 1970年度版です。 発行日:1969年10月20日 発行所:日本ビクター(株)音楽事業本部 カタログ・ページ数は512で、 邦楽とミュージック・テープも含まれています。 付録として、アーティスト紹介ページがあります。 画像4 目次ページです。 レコード ポピュラー(PHILIPS , MERCURY , FONTANA ,ROULETTE) 邦楽(PHILIPS) クラシック(PHILIPS , FONTANA) テープ オープン・リール 8TRカートリッジ カセット 画像5 リスト・ページ1 クラシックのページです。 使用していたお店では、 主要商品の売上を「正」の字でカウントしていたようです。 イ・ムジチの「四季」はさすがにベスト・セラーです。 画像6 リスト・ページ2 邦楽のページです。 黒ネコのタンゴはよく売れていたようです。 パープル・シャドウズ版の「別れても好きな人」が掲載されています。 画像7 リスト・ページ3 テープのページです(4トラック・オープンリール)。 フィリップス総目録の発売日表記について 新譜月表記と発売月表記が混在しているようです。 #アナログレコード #レコード資料 #ミュージック・テープ資料 #レコード総目録 #テープ総目録 #フィリップスレコード(日本ビクター)
音楽(レコード,ミュージック・テープ) フィリップス・レコード(日本ビクター) 日本chirolin_band
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RCA番号順総目録 1970年度版
RCA番号順総目録 1970年度版です。 発行日は1969年10月30日で、発行所は日本ビクターです。 RCAレコードは、もともとビクター本家の洋楽部門でした。 (フィリップス系やワールド・グループを除く) 1968年にレーベルを「Victor」から「RCA」に変更しました。 その際に、邦人アーティストとも独自の契約を結んでいます。 この時代は、まだ会社として独立していたわけではなく、 日本ビクターの中の一部門でした。 画像3 目次ページです。 ポピュラー、クラシック、邦楽に加え、ミュージック・テープも 掲載されています。 画像4 リスト・ページ1 ポピュラー・シングル盤のページです。 プレスリーの「ラヴ・ミー・テンダー」(SS-1006)など (32-4)とあり、1957年4月新譜ですから、ビクターとしての 歴史を継続していることがよく判ります。 画像5 リスト・ページ2 邦楽・シングル盤のページです。 森田健作さんのデビュー曲など、(44-5)と書かれていますが、 月報では69年5月号に「4月5日発売」と明記されています。 (画像6) (44-5)は1969年5月新譜の意味であることが判ります。 画像7 アーティスト紹介ページ #アナログレコード #レコード資料 #ミュージック・テープ資料 #レコード総目録 #RCAレコード(日本ビクター)
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CBS・ソニーレコード 1970年版番号順総目録
CBS・ソニーレコード 1970年版番号順総目録です。 発行日は1969年9月1日です。 レコードの邦楽・洋楽に加え、 ミュージック・テ−プも掲載されています。 画像3 目次ページです。 面白いのは、記号の「呼称」。 SONC ソンク SONV ソンブイ など、読み方が書かれています。 電話注文などで使われたのでしょうか… 画像4 リスト・ページ 発売当初のクラシックLPリストです。 (68-9)と書かれていますが、Record Monthly の 1968年9月号の広告には、第1回新譜が8月21日発売と明記 されています。(画像5) CBS・ソニーは、発売月ではなく新譜月表記のようです。 (68-9)は68年9月発売ではなく、68年9月新譜(8月発売) という意味です。 画像6 ポピュラー・デラックス盤 デラックス盤は、定価 ¥2,100 という不思議な価格になっていました。 CBS・ソニーのLPは、ファクトリー・シール仕様になっており、 当時珍しかったものです。 未通針の新品であることが保証される訳ですが、 店頭での試聴は無理でしたね。 画像7 ポピュラー・シングル盤 ここに掲載されているサイモンとガーファンクルは、当時買いました。 ソニーがレコードを発売するということで、興味の中心はその音質でした。 正直に言うと、私自身は旧CBSコロムビア盤の方が好きでした。 (個人的な感想ですが) #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #CBS・ソニーレコード
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日本グラモフォン・番号別総目録 1968年度版
日本グラモフォン・番号別総目録 1968年度版です。 発行日は記載されていませんが、1967年秋頃と思います。 画像1,2 表紙と裏表紙 ドイツ・グラモフォンのイメージ・カラー(黄色)と ポリドールのイメージ・カラー(赤)で 判りやすい色づかいになっています。 画像3 目次 邦楽、洋楽、輸入盤、テープの総てが収録されており 総ページは 548 となっています。 画像4 発売レーベル レーベルは決して多い方ではありませんでした。 改ページ後に「カマストラ」が掲載されています。 画像5 廃盤レコード表 この総目録の発行年に実施された廃盤レコードの一覧です。 多くのメーカーは、年1回程度の定期的な廃盤を実施していました。 レコードの廃盤日(いつまで市場に出回っていたか)を調べるのは とても難しいです。通常、「総目録の○○年度版から消えている」 といった時系列推移を見るか、こういう一覧表で確認することになります。 (あまり調べる人はいませんが……) 画像6 契約アーティストの紹介 グラモフォンは、主要なアーティストの紹介ページを作成していました。 画像は伊部晴美さんで、作曲家として紹介されていますが、 ギタリストとしても数多くの録音に参加されていました。 お名前からか、女性と勘違いしていらっしゃる方もおられますが、 ご覧の通り男性です。 画像7 リスト・ページ 画像は、スプートニクスのLPです(SLPM-1325)。 発売が「65.11」となっていますが、同じアイテムを月報で調べてみると 1965年11月号に載っており、「11月新譜:1965.10.15発売」と明記 されています。(画像8) グラモフォンの総目録は、「発売月(10月)」ではなく 「新譜月(11月)」で表記されていることが判ります。 #アナログレコード #レコード資料 #レコード総目録 #日本グラモフォン
音楽(レコード,ミュージック・テープ) 日本グラモフォン(株) 日本chirolin_band
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ミュージック・ガイド 1968年
「ミュージック・ガイド」誌です。 発行はミュージック・スター社、 編集人は岩田重雄氏、発行人は飯原正信氏となっています。 ミュージック・スター社は、レコード卸の最大手(株)星光堂の姉妹会社で、 飯原正信氏はその星光堂の創業者です。 飯原氏はその著書「商魂」のなかで 「レコード・マンスリーを利用しようと全レ連に申し込んだところ、 『いや、これはアウトサイダーにはやれない』という返事が返ってきた。」 と述べており、仕方なく独自に発行したのが「ミュージック・ガイド」 だったわけです。 当時のレコード業界は、メーカーと小売店が直に契約を結ぶ形態が主流で、 その特約店ルートの商組合が「全レ連」でした。 一方、星光堂等の卸店は後発で、「代行店ルート」と呼ばれ、 煙たがられていた面もありました。 「アウトサイダー」という表現からも、それが良く判ります。 そんなわけで、ことの善し悪しはともかく、 特約店ルートで配布されたの Music Monthly や Record Monthly 、 星光堂ルートの卸店経由で配布されたのが 「ミュージック・ガイド」です。 創刊は1967年1月のようで、ちょうど Music Monthly から Record Monthly に切り替わる頃です。 岩田氏に関しては、「RECORD FAN」誌の編集発行人として ご紹介しましたが、上記「商魂」によると、 「かつてビクターで社内報を担当していた」と記されています。 この「ミュージック・ガイド」は当初より B5 サイズだったようで、 誌面は大変見易くなっています。(画像4) また、ミュージック・テープも掲載対象となっています。 レコード・メーカー各社の広告も入っているところをみると、 小売系の商組合は「新参者に我々のパイを奪われたくない」 と反発している一方、メーカーとしては 「レコードを拡販するためには、もっとお店を増やすべき」という 星光堂の考え方に理解を示す側面もあったように見受けられます。 1968年3月号では「帰って来たヨッパライ」に関する座談会が 掲載されており、ビートルズ・ファンには有名な高嶋弘之氏が、 ディレクターとして参加されています。 (画像5 小さな写真もあります) チャート情報も掲載されていますが、メーカー別になっています。 岩田氏の編集していた「RECORD FAN」誌も同様だったため、 これは岩田氏の方針とも考えられますが、違うような気もします。 つまり、問屋として多くのレコードを供給していたとは言え、 この時代に店頭での販売状況を吸い上げるツールはなかったわけで、 情報源をメーカーに求めるしかなかったのではないか、とも考えられます。 1968年7月号では 1910フルーツガム・カンパニーの「サイモン・セッズ」が 日本でも発売される旨の記事が掲載されています。(画像7) この曲をラジオで初めて聞いたとき、D.J.の方が 「契約がないため、残念ながら日本では発売できない」とコメントしており 残念に思ったものでした。 「ミュージック・ガイド」誌は、2001年頃まで発行されたと思います。 #アナログレコード #レコード資料 #ミュージック・テープ資料 #ミュージック・ガイド
音楽(レコード,ミュージック・テープ) ¥50 1968年chirolin_band