711系(新塗色)

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711系は1967(昭和42)年に函館本線電化開業に併せて登場したサイリスタ位相制御方式・2扉デッキ付きの近郊型交流電車です。寒冷地対策や雪対策が念入りに施された為に床面高さが高くなり、近郊型共通の前面形状にも一部変化が見られるのが特徴です。
100・200番台は1980(昭和55)年に登場したグループで、クハ711-100番台のトイレ・洗面所が省略された他、側面方向幕が設置されました。当初は非冷房で、えんじ色の車体に前面のみクリーム色という姿でしたが、後に朱色地にクリーム帯への塗装変更、一部先頭車の3扉化、冷房改造、シングルアームパンタ搭載等の改造が順次行われました。

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