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Finair_2
フィンエアーの1960年代初頭のものと思われるバッゲージタグのご紹介です。シュド・エスト社の名機カラベルの特徴である丸みを帯びた三角形の窓が描かれています。ところが裏面に描かれているのは機首や尾翼の形状から推測するにダグラス DC-8のようです。いずれもジェット旅客機黎明期の名機ですが、なんとも欲張りなデザインです。 #Europe #Finland #FIN #circa1960s #SudEst #SE210Caravelle #Duglas #DC-8
Finland Europe 1960sタグオ
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LOT Polish Airlines_3
現在では日本への乗り入れもあるLOT Polish Airlinesの古いバッゲージタグのご紹介です。恐らく1930年代から1940年代にかけてのものと思われますが、シンプルでちからづよいタイポグラフィーの美しさに見とれます。 #Europe #Poland #LOT #circa1930s
Poland Europe 1930sタグオ
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KLM Royal Dutch Airlines_5
KLMオランダ航空の古いバッゲージタグです。Fokker F.XVIIIあたりでしょうか、左上のトライモーターの飛行機が時代を感じさせます。ちなみに裏面は広告になっています。 #Europe #Netherlands #KLM #circa1930s #Fokker #F.XVIII
Netherlands Europe 1930sタグオ
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Cunard Line_1
イギリスの名門キュナードラインのかつてのフラッグシップ、モーリタニア号が全面に描かれたタグです。モーリタニア号の処女航海は20世紀初頭の1907年で、ライバルとなるタイタニックに5年ほど先駆けることになります。大西洋横断記録であるブルーリボン賞を22年の長きに渡って維持した名門船も、途中第一次世界大戦、大恐慌の時代の荒波にもまれながらも1935年まで使用されたようです。実際にこのタグがモーリタニア号の乗客用に使用されたかは不明ですが、後にキュナードラインはタイタニックを運航するホワイトスターライン社と1934年に合併しますので、タグはそれ以前のものだと思われます。ハトメ部分の丁寧な作りにも見られるように全体として立派なタグです。それではいつの時代のタグなのか気になるところですが、ヒントは裏面にありました。Wikipediaによると、第一次世界大戦中の1916年にはカナダ政府の依頼でハリファックスからリヴァプールへ兵士を輸送する輸送船として使用された旨記述があります。写真中央にカナダ政府のターミナルの記述が見られますので、タグは1916年以降、1920年代後半までの間のものではないかと推測します。後にモーリタニア号は1928年にドイツの客船ブレーメン号にブルーリボン賞をとって代わられてしまいますが、それまでの栄光の時期の間のタグではないかと推測します。 #Ships #UnitedKingdom #CunardLine #circa1920s #RMSMauretania
United Kingdom Europe 1920sタグオ
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Rhodesian and Nyasaland Airways_1
現在のジンバブエ、ザンビア、マラウイにあたる旧ローデシア・ニヤサ連邦のエアラインであったRhodesia and Nyasaland Airways(RANA)のバッゲージタグです。3地域を象徴した鳥が重なるように飛ぶ姿が優雅なタグです。 #Africa #FederationofRhodesiaandNyasaland #RANA #circa1940s
Federation of Rhodesia and Nyasaland Africa 1940sタグオ
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Northwest Airways_1
フォード4-AT-Eトライモーターとおぼしき旅客機が描かれたノースウエスト"エアウェイズ″のバッゲージタグです。第一次世界大戦を経て航空技術が大幅な発展を遂げたとはいえ、1920年代後半の空の旅はまだまだ一部の人のものに限られていたよう。描かれた小さな機体からもその様子が伺えます。 #NorthAmerica #UnitedStates #NWA #circa1920s
United States North America 1920sタグオ
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LOT Polish Airlines_1
恐らく第二次世界大戦後間もない時期のものと思われるLOT Polish Airlinesのバッゲージタグです。平和な時代の訪れを反映してか、カラフルでユーモラスなデザインです。こうやってみるとポーランドってヨーロッパの中央に位置してるのが良くわかります。#Europe #Poland #LOT #circa1940s
Poland Europe 1940sタグオ
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Sabena Belgian World Airlines_1
古い歴史を誇ったサベナ・ベルギー航空のバッゲージタグです。他の欧州諸国のフラッグキャリア同様に第二次世界大戦以前に設立され欧州の本国と海外植民地、ベルギーの場合はアフリカのコンゴを結ぶルートから営業を始めたようです。そのメインルートであるアフリカ大陸を象ったユニークなタグです。 #Europe #Belgium #SAB #circa1940s
Belgium Europe 1940sタグオ
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Air France_1
エールフランスの'Baggage' Tagです。あくまでも個人の主観ですが、エールフランスに代表されるフランスの航空会社はバッゲージタグに凝る傾向があるようで、コレクターとしては嬉しい限りです。ステッチ、ジップまで再現された鞄。その鞄の円弧の形状を生かしてヒッポカンポスを織り込んだりと、良く考えられたデザインです。 #Europe #France #AFR #circa1960s
France Europe 1950sタグオ
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Finnair_1
鞄を象ったのか、良く分からない形状のフィンエアーのバッゲージタグです。わざわざ右下部にCaravelleと新鋭機をさりげなくアピールしてるんですが、逆にいえばそれだけ。あの丸っこい機体や特徴的な窓などの意匠は皆無。ある意味割り切ったタグです。 #Europe #Finland #FIN #circa1950s #SudEst #Caravelle
Finland Europe 1950sタグオ
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Varig_1
レシプロエンジン旅客機の名機、ロッキード・スーパーコンステレーションを全体に纏ったヴァリグのバッゲージタグです。大陸間の旅客輸送の主役がそれまでの客船から飛行機に徐々に移り変わりゆくこの1950年代という時代、バッゲージタグにも飛行機の機体が大きく描かれることが増えます。その中でもデザイン、バランス、コントラスト全てに於いて素晴らしいのがこのタグ、私のコレクションの中でも1番のお気に入りです。美しい機体のスーパーコニーと目が覚めるような鮮やかなブルーの背景。華やかな空の旅を出発前から予感させます。 #SouthAmerica #Brazil #VRG #circa1950s #Lockheed #SuperConstellation
Brazil South America 1950sタグオ
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Lufthansa_1
2018年2月に新しいブランドデザインを発表したルフトハンザですが、カラースキームの変更が主でオットー・フィルレがデザインした鶴のマークについては大幅な変更は無い様子。オリジナルのマークがデザインされたのが1918年、100年以上継承していくことができるのもデザインの完成度の高さ故ですね。 #Europe #Germany #DLH #circa1950s
Germany Europe 1950sタグオ