全日空商事 【1/500】〔NH50018〕 B747−400 "YOKOSO! JAPAN" JA8958

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B747−400
"YOKOSO! JAPAN"
レジJA8958

B747-400型は平成2年よりANAで活躍する4発の大型主力機材である。
新型CF6-80C2-B1Fエンジンの装備による推力増加と燃費向上、水平尾翼内に新たに設けられた3,300ガロン搭載可能な燃料タンクによる航続距離の増、約2m延長された主翼とその先端に取りつけられた高さ約2mのウイングレットによる機体の揚抗比向上(空気抵抗が約3%減少して東京-ワシントンD.C. 間片道で約5t分の燃料節約)、最新の技術を取り入れたコックピットの操縦士主計器パネルに採用された6台の大型CRTディスプレイにより情報の統合化が図られツーメンクルー運航の実現に寄与、約7m延長されたアッパーデッキにより大幅な増席が計られ、新たに開発された客室インテリア(コンセプトはHUMAN CONDITION 人間
性の追及、デザインテーマはSIMPLE MODERN)、国際線用にヒーティングカートの採用など充実した客室設備を含めて在来型とは一線を画する新たな高性能主力機材のデビューであった。
初号機JA8094は標準座席数470席で平成2年11月1日、国内線に暫定就航。
愛称の「テクノジャンボ」は就航に際して社内公募により決定したものでわずか11日の応募期間に3,471案もの応募があった。
翌平成3年からは国内線用にB747-400D型も導入され平成16年7月1日現在、国際線に10機、国内線に13機のB747-400型機(D型含む)が活躍している。
内際に活躍すB747-400型は平成5年のマリンジャンボ以降スペシャルマーキング機に選ばれる機体も多く平成16年12月に登場したポケモンジェットもB747-400D型機にペイントされる予定である。
JA8958は平成4年に導入された国際線用B747-400型機で平成16年7月1日にFCY287席仕様で主に成田-欧州線に充当されている。機体には国の訪日促進キャンペーンである「ビジット・ジャパン・キャンペーン」を盛り上げ、国際相互理解の増進の他、わが国の経済の活性化や地域の観光振興に協力する目的で、「ようこそ!ジャパン」ロゴがペイントされた特別塗装機となっていた。

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