マイクロエース 【A0258】 0系新幹線 初期お召列車 白Vマーク 8両増結セット

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昭和天皇は地方へ行幸される際にしばしば新幹線をご利用になりました。
新幹線開業から約半年後の1965(昭 和40)年5月7日、鳥取県における植樹行事に際して新幹線最初のお召列車が運転されました。
新幹線車両には御料車が存在しないため、通常の営業用の車両が使用されています。
また、高速運転を行うため、国旗の掲揚 ならびに菊の御紋章の取付は省略されました。
翌1966(昭和41)年4月15日、四国地方へ行幸される際に使用された編成には、前面スカート部分に白色V字型の装飾が施されました。
以降1971(昭和46)年10月に至るまで、昭和天皇がご座乗となる新幹線列車の前頭部には同様の装飾が施されました。
1970(昭和45)年には大阪万博が開催され、これに伴って新幹線「お召列車」が数回運転されましたが、特にまった編成が充当されずに、その都度選定した車両が充当されたという記録が残っています。
編成長も運転される度に変化しており、最短8両編成から最長16両編成までが存在しました。
昭和天皇は1等車(現在のグリーン車)にご座乗され、車両中央部分の座席を一部分撤去してテーブルを設置、 床には絨毯が敷かれた御座席が設けられました。
御料車、供奉車を併せて5両が御乗用に充てられ、編成中の残りの車両は一般向けに解放されていました。

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